SMR ～集団行動を学ぶ～
例年より遅くなったが、OKADAMANのSMR（Sunday Morning Ride)に今年初参加して来た。
昨年は1月18日に初参加しているので、かなり遅いデビューとなった。
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朝6時に起床し、炊き立ての丼ご飯で精を付け、7時5分に出発。
7時50分に到着。
続々と18名が集まった。
出発前に、店長より、グループライドの注意事項が告げられた。
グループライドとは、文字通り5名程の集団で移動する行為である。
車、バイク、自転車、人も利用する公道を走るので、交通ルールの厳守と迷惑をかけず且つ自分の身の安全も確保する走り方が求められる。
また、集団行動なので、遅すぎず、早すぎず、周りのスピードに乗ってライドするのがルールである。
さて、トレーニング班とツーリング班に分かれて出発。
当然、私はツーリング班。
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いつも一人での単独練習ばかりしているので、グループライドは正直苦手である。
自分のペースではなく、周りのペースに合わせるのは本当に難しいのだ。
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グループライドでは、一番風を受け、体力を消耗する先頭を順番に交替して走るのがルールである。
先頭で暫く走ると、次に2番手が先頭に立ち、先頭で走っていた者は最後尾まで後退するという走り方を繰り返す。
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正直、OKADAMANのメンバーの走力には、私は全くついて行けない。
・・・・・・なので、私が先頭になった時は、後方のメンバーに迷惑を掛けない様にとの思いから無理をして頑張っている。
先頭は、後方を時々見ながら、そのペース調整をしなければならないが、後ろを見るなんて、そんな余裕はなく、ただただ必死で走っていると、後方から一人のメンバーが走って来て、
「早過ぎるよ、後ろを見ながら走って・・・・・・・・」と叱られた。
「・・・・・・・すみません。」
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その後も、必死で付いて行く。
蔵田アタックが目的であり、その行き道なので、他のメンバーにとっては、６０％程度の力で走っていると思うが、私は85％くらいの力を出している。
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そんなこんなで、私が先頭の順番になった時、遅すぎては後方の方にご迷惑を掛けると思い、またまた９０％くらいの力で頑張ってしまった。
・・・・・すると、また別の方が、す～～っと寄って来て、
「トライアスロンやっている人は、頑張っちゃうんだよね・・・・・・・・」と、優しい笑顔で穏やかな口調で忠告してくれた。
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もの凄く気を遣った、目一杯オブラートに包んだ言い方であったが、集団行動を乱す行動をした自分に反省。
「すみません・・・・」
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約３．５キロのヒルクライムである。
ここは、完全なる個人行動、つまり競争である。
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当然、全く付いて行けない。
姿すら見えない。
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1人ヒ～～ヒ～～言いながら、頂上にあるお店に到着。
ここで休憩と自販機での水分補給をして下っていくのが恒例である。
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しかし、既に誰も居ない。
1人ぽっちである。
そ～～～、私が遅すぎて、他のメンバーは休憩を水分補給を終え、既に下っているのだ。
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ぽっち休憩をして・・・・・
ぽっち撮影をして・・・・・・
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下った所で2回目の休憩所がある。
帰りは、早い人も遅い人も、ここに集まり、ここから、またグループライドが始まる。
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そこで、な・な・なんと・・・・・・・CUBEのH君とSちゃんとバッタリ。
そ～～以前、一緒にライドした事のある化け物2人である。
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「今から、蔵田上るから、マルセも一緒に上らない？」と高校の同級生にH君からお誘いを受けたが・・・・・・・・
私のエネルギー残量と、2人の弾けんばかりの大腿四頭筋を見て、丁重にお断りをさせてもらった。
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しかし、自転車をしている人の大腿四頭筋は本当に発達している。
自分の大腿四頭筋を見ると・・・・・・・「子供か？」とツッコミたくなる。
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さて、今日は〝集団行動” の大切さ、難しさを改めて学ぶことが出来た。
仕事も、家族も・・・・世の中は、ほぼ全て集団行動で成り立っていることを忘れてはいけない。
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世の中は学ぶべきことが多い。
勉強になりました。