いつもと違う・・・・・・。
私が暑がりなのか、かみさんが寒がりなのか分からないが、かみさんはいつも完全防備の服装で、毛布&布団に包まるようにして寝る。
私はと言うと、上はTシャツ1枚で、下はトランクスのみ、そして毛布は使用せず、布団だけを掛けて寝ている。
かみさんとは対照的である。
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寝ようとすると、体中が熱くなってくるので、今の時期でもこれで丁度良い。
赤ちゃんか!と突っ込みたくなるが事実である。
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しかし、昨晩は、夜に寒くて目が覚めた。
いつもと違う。
喉も痛い。
・・・・・・・や・ば・い!
完全に〝風邪” である。
・・・・・・・や・ば・い!
来週に迫った富士宮駅伝の練習が出来なくなってしまう。
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布団に包まるも寒さは癒えない。いつもの様に体が熱くならない。
仕方なく、長袖のシャツを着て、毛布を用意して包まるも、まだ寒い。
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さて、いつもは、仕事が終わると、何して遊ぼうか考える。
私にとって遊びとは運動である。
晴れた日の昼休みは、ジョギングかルパンとの散歩が気分転換に丁度良い。
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診療中は、仕事に集中しているが、終わると体が反応してしまう。
運動で適度に疲れた状態で、夜、布団に入るのが何とも心地良い。
まして、晴れていて時間があるのに、家の中にいるのはもったいないではないか。
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しかし、昨日から、朝起きても、昼休みになっても、午後の診療が終わっても、そんな気持ちになれない。
いつものような弾ける元気が湧いてこない。
どちらかと言うと、家でまったりとしていたいという気持ちである。
いつもと違う。
まさしく〝風邪” だ。
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風邪の治し方にはいろいろとある。
風邪に関して特効薬はないのは誰もが知る所である。
症状を如何に緩和させるか、いかに早く治すかの差であり、それは各個人、その時の状況によって異なるだろう。
私は、基本、薬はあまり好きではないので、できるだけ自力で治す派である。
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さて・・・・・・・
ある日の朝、熱っぽいと感じて体温計で計ってみると、37.8度の熱があった。風邪をひいたと思って病院で診察を受けたところ、ドクターから一言「風邪のひきはじめですね。軽くジョギングして汗をかいて、オレンジジュースでも飲んで下さい」と言われた。
特に薬も処方されずにそれで診察は終了。薬は処方してもらえないのか聞いてみると「辛かったら薬局で解熱剤でも買って下さい」って返事が返ってきた。
ちょっと驚きの話だが、実はコレは日本の話ではない。海外ではこのような対応は日常的に起きているそうだ。
海外において体温が37.8℃程度では風邪のひきはじめであり、積極的な治療の必要はないとの判断があるようだ。さらに身体を動かせるのであれば、運動を勧められることも多い。
日本では風邪のひきはじめは安静が重要であり、外出などは控える傾向にあり、全く逆の指導が海外では行われているのだ。保険が利く利かないの差もあるのかも知れないが、興味深い内容である。
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大学空手部時代、風邪を引いてしまい、「風邪気味なんですけど・・・・・・・」と先輩に訴えると、「練習すれば治る!」と一喝された事を思い出した。
あながち・・・・・・である。
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という訳で、軽い有酸素運動ジョグを行い、ニンニクのオリーブオイル焼きなどを食し、早めに布団に入り、自力での治療を試み中。
更に悪化すれば、止む無く薬の力を借りようと思う。