人間ドッグ 初体験
今朝はいつもと違う気分で起床。
今日は、人生初の人間ドッグを受けることにしたからだ。
50歳の節目健診である。
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朝7時45分受付開始なので、7時10分に家を出た。
7時20分にヘルスポートに到着。
〝先んずれば即ち人を制し、遅るれば即ち人の制する所となる” である。
中に入ると、既に多くの受診者が居て、私は12番目。
先んじたつもりだったが、遅るれた結果となってしまった様だ・・・・。
もっと早く出るべきだった・・・・・・反省・・・・・・・。
7時45分、定刻通りに受け付けが開始。
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当然ながら12番目に呼ばれ、健診内容を細かく確認し、ロッカーに。
ロッカーの番号にはコダワル派である私は、29番を選んだ。
好きな「2」と「22」が使用済みであったので、次に好きな数字を選んだ。
6月29日生まれという事と、元中日ドラゴンズエース鈴木孝政投手の背番号でもあり、好きな数字の一つである。
まずは、昼飯の定食を決めるようにと・・・・・。
カツ丼定食(1300キロカロリー)、天丼定食(1100キロカロリー)、さかなフライ定食(850キロカロシー)、ヘルシー定食(750キロカロリー)の4種類。
カロリー表示が無かったら、迷わず〝カツ丼定食” にしたが、見てしまった私は〝フライ定食” に・・・・・・・・。
「女性か?」と自分で自分を突っ込んでしまった。
今日の健診内容は、基本健診にオプションでつけたのが、脳ドッグ(MRI)、肺活量検査、眼底検査、胃カメラ検査、超音波検査・・・・・。
まずは、基本検査。
血圧は114/74である。
年々若干であるが増加傾向にある。
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身長は164.7センチ、体重は54.1キロ、ウエスト71.3センチ、体脂肪8.7%。
ここ数年、ほぼ変わらない数字である。
しかし体脂肪値は、機械により誤差が大きいと聞いているので、実際には5%増しの13.7%くらいではないかと推測している。
裸の体を見ると、8.7%の体をしていないからだ・・・・。
さて、さて、胃カメラ。
初体験である。
まずは、鼻に麻酔をしてチューブが挿入された。
どんなんか、興味津々の私。
相変わらず質問魔の癖が出てしまい、色々と聞いてしまった。
めんどくせ~~!と思われたかも知れないが、にこやかに優しく答えてくれた。
部屋を移り、人生初体験の胃カメラがスタート。
当たり前だが、タイムリーに鮮明な画像がモニター画面一杯に移り出されている。
食道~胃の入り口噴門~胃底部~胃体部~胃の幽門~十二指腸
へ~~~
自分の体の中がクッキリと画面に写る光景は、驚愕に値する。
興味津々である。
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ついで脳ドッグ。
これも初体験。
約30分間、頭と体を固定され、
「ピ~~~」
「ドッドッドッド・・・・・」
「キ~~~ン・・・・・」
改造人間にされている様な気分になった。
起き上がったら、仮面ライダーにでもなっているんじゃないかと思ったくらいだ。
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その後も、次々に検査が順調に進み、11時30分には全検査が終了。
終了後は2階に上がり、11時45分から昼飯タイム。
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850キロカロリーのフライ定食。
昨晩9時から何も口にしていないので、ゆっくり噛みしめながら、味わって頂いた。
時計を見るとまだ12時8分。
検査前の説明では、午後1時30分から順番に検査結果説明を行うとのことだった。
私は12番目なので、午後2時くらいではないかと予想した。
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外を見ると、何とも良い天気。
晴天だ。
ジョギングしたら気持ちい~~だろ~~~な~~。
サイクリングもい~~な~~~。
ついつい、そ~~考えてしまう。
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2時まで、あと1時間50分あるではないか。
普段の昼休み(1時間30分)より長い時間だ・・・・・。
そ~~思うと、居ても立ってもいられなくなった。
悪い癖が出始めた。
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駄目元で・・・・・・・・聞いてみた。
「すみませ~ん、結果説明は午後1時30分からとお聞きしましたが、私は12番なので、1時30分まで外出して来ても良いでしょうか?」
「あくまで予想でして、準備出来次第、結果説明があるので、申し訳ありませんが、2階のリラクゼーションルームでお待ち下さい。」
「・・・・・・・は~~、はい、わ・・か・り・ました。」
元気のない、歯切れの悪い返事となった。
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皆は、無料の飲み物を飲みながら、本を読んだり、雑誌を読んだり、TVを観たり、ソファーで仮眠したり・・・・静かに時間潰しをしている。
皆が大人に見えた。
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私は、外に出て外気を吸う事にした。
やっぱ、外は気持ちがよかばい!
肌寒いので、上着を着て、私一人、外でコーヒーブレイク。
自撮り棒は便利である。
20分も居ると飽きてしまい、部屋の中へ・・・・・・・。
・・・・と
測定してみませんか? 脳年齢計 肌年齢計 の文字が目に入った。
これは時間潰しになりそうだ。
早速やって見よう。
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そ~~言えば、先日、戸塚先生から言われたことを思い出した。
「ボス、手の肌が綺麗ですけど、何かクリームでも塗っているんですか?」
「いや、何も・・・」
その言葉を思い出し、まずは肌年齢から計測することにした。
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性別・年齢を入力後、幾つかの質問に答えてから、機械を肌に当てて計測スタート。
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ダッダッダッダ・・・・・・・・・・・・・・。
計測結果が出て来た。
「あなたの肌年齢は58歳、あなたの肌健康度はD」
オイっ!
お肌のお手入れは一切していないので、するべきなのか???
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気分を取り直し、今度は脳年齢計測。
同じく、性別・年齢を入力して、ゲーム形式な物を2種類スタート。
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ダッダッダッダ・・・・・・・・・・・・・・。
計測結果が出て来た。
「あなたの脳年齢は41歳。」
微妙な結果である。
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まだまだ時間はあるので、また外で違うテーブルでコーヒーブレイク。
またもや20分程で飽きてしまい、また室内に・・・・・。
部屋中を見渡すと、隅にマッサージチェアを発見。
誰も座っていないので・・・・・・暇つぶしに・・・・・・・・・。
予想以上に気持ち良いではないか。
15分を1回したが、あまりに気持ち良く、3セットしてしまった。
すると、「12番の方、結果説明をしますので、中待合室でお待ち下さい。」との館内放送が。
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まずは胃カメラの説明。
「食道は問題ありません・・・・胃も綺麗ですね・・・・・・・・特に問題はなさそうですね。」
フ~~~。
しかし、自分で言うのも何だが、胃が悪い気は全くしない。
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自信がないのは肺と脳である。
肺は、父が肺癌で亡くなっているからだ。
脳は、何となく自信がないのだ、別に症状があるわけではないが・・・・・何となくである。
頭が悪いからかな~~~??
それとも、どもり があるからかな~~。
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しかし脳ドックの結果だけは1週間後になるらしい。
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脳ドッグ以外で悪いのは、昨年同様、総コレステロール値だけであった。
200以内が基準値であるが、私は229。
高血圧症とか糖尿病があると問題だが、その他は全て正常値だから経過観察で良いでしょうとなった。
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医師である兄からも同じことを言われたので、229は全く気にしていない。
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医者の助言は真摯の受け止め参考にするが・・・・・・
〝自分の身体の主治医は自分である” これが私の基本コンセプトである。
自分の体の事は自分自身が一番良く知っているからだ。
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しかし、1週間後の脳ドッグの結果が出るまで、安心できない・・・・・・・・・。