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2015年11月11日 (水)

酒は百薬の長?

早いもんで、もう11月。

手帳をみると、忘年会・懇親会の文字が、ずらりと並んでいる。

今月の残り約20日間だけでも5つの飲み会が入っている。

気になるのが、体調である。

毎年、体調を壊すのは、決まって12月。

原因は明確、酒の飲み過ぎ、暴飲・暴食である。

元々、酒は弱いのだが、乾杯のビールを1杯飲んだ瞬間、幸せホルモンが放出され、と同時に理性も放出してしまい、後は野となれ山となれ!状態である。

大概の誘惑には勝つ自信はあるが、酒だけは・・・・・どうしても勝てない。

最初の一杯が悪いので、その一杯を飲まなければ良いでけの話だ。

しかし、最近、寝酒の習慣が定着し始めている。

酒は旨いよね~~~。

最高やね~~~。

しかし、体の事を考え、いっそのこと禁酒しようかな~~~!

待てよ・・・・・。

昔から、「酒は百薬の長」と言われている筈だ。

早速、調べてみると・・・・

現在、明らかになっている適量の飲酒の健康効果

①コレステロールの酸化変性を抑える

②血小板の凝集を制御し、虚血性心疾患を予防する

③認知症の発症リスクが非飲酒者に比べ、20~40%低下する

④女性の体内のエストロゲン値を高め、骨粗鬆症のリスクを低減させる

⑤国立がんセンターで行った調査でも、日本酒を1日に1合(180ml)以下飲む人は全く飲まない人に比べ、全死亡率が低いことが明らかになっている。(1990-1996年、岩手、秋田、長野、沖縄の4県、40-59歳の男性約2万人にアンケート)。

⑥心臓病の急死のリスクを減らす

他にも、適量の飲酒による健康効果については、世界からさまざまな研究が発表されている。

な・る・ほ・ど・・・・・・。

適量の飲酒は禁酒より健康に良いのだ。

しかし、飲み過ぎは、健康を害する危険度が数倍に増加するとWHO(世界保健機構)は警告している。

適量とは・・・・・1週間に2~6杯の飲酒を言うらしい。

厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒」は1日平均純アルコールにして約20g程度

ビール((アルコール度数5度)だと500ml(中ビン1本)

日本酒(アルコール度数15度)だと1合(180ml)

焼酎(アルコール度数25度)だと0.6合(110ml)

ウィスキー(アルコール度数43度)だとダブル1杯(60ml)

ワイン(アルコール度数14度)だと1/4本(180ml)

う~~~~~ん、宴会が続くこの時期。

1週間に2~6杯の飲酒は、かなり厳しいぞ。

宴会に行けば、一回で終わってしまうではないか。

家飲みがメインの私でも、この適量を守れるのは、レース前と健康診断前1週間だけだ。

やはり家では禁酒するのが賢明か。

とほほ・・・・。

「酒は百薬の長」と申すが、酒のみは、ほぼ全員この域を越しているのではないだろうか。

酒を「百薬の長」にするのは、非常に難しい。

「酒は百薬の長」という美的表現は、不適正じゃないか。

あまりのも無責任な表現じゃないだろうか。

百ある薬の長って????

酒を過大評価し過ぎてね~~~?

「一日一杯未満の酒は百薬の長、それ以上の飲酒は百薬の短」

これで行こう!