「スーパーカミオカンデ」ならぬ「スーパースルメカンデ」
ノーベル医学生理学賞(大村智・北里大特別栄誉教授)に続き、梶田隆章・東京大宇宙線研究所長がノーベル物理学賞を受賞した。
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3000トンの超純水を蓄えたタンクと、その壁面に設置した1000本の光電子増倍管からなる1983年に完成した「カミオカンデ」の規模を20倍に拡大し1996年に稼働を開始したのが「スーパーカミオカンデ」だそうだ。
この実験装置「スーパーカミオカンデ」が、光電子増倍管は微弱な光を数百万~1千万倍まで増幅し、電気信号に変換して取り出し、「質量がない」と言われた微粒子のニュートリノが水中の電子と衝突する際に発するわずかな「チェレンコフ光」をとらえ、素粒子ニュートリノに質量があることを実証し、ノーベル物理学賞の受賞に貢献した。
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小柴教授に続き、2つのノーベル賞を獲得した凄い装置だ。
「カミオカンデ」から進化した「スーパーカミオカンデ」。
「サイヤ人」から進化した「スーパーサイヤ人」みたいなものだろうか。
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このニュースを聞いて、最近、義歯の勉強に力を入れている戸塚悠医局長にささやいた。
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どんな硬いスルメでも噛み砕ける義歯「スーパースルメカンデ」を作るぞ!
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部分入れ歯ならまだしも、総入れ歯で「スーパースルメカンデ」が完成したら人類の食生活に多大な貢献をする筈だ。
まさにノーベル賞もんだ。