東京の別宅での宿泊体験
今日は朝から増築に伴い幾つかの業者との打ち合わせ。
昨晩は、大学の先輩との情報交換を行った。
折角、新幹線代を払い、何より大切な時間を使うので、より効率的に、より効果的な東京出張にしようと考えた。
さて、今日の舞台は新宿界隈。
昨晩は、新宿のホテルに宿泊するのが自然であるが、よ~~く考えてみると、少しばかり離れているが東京に別宅があることに気付いた。郊外ではあるが、無料で泊まる権利のある場所だ。
早速、別宅に住む二人の住民にLineを送った。
「10月17日の晩、泊まりに行くから。」
珍しく速攻で、2人から返信があった。
「なんでっ?」
白目をむいていたかは定かではないが・・・・。
すぐさま、返信した。
「トゥルルルルルル~~~~、ダァン!仕事で東京に行く用事があるから~で・す!」
私は、「で・す!」の所で、しっかり白目をむいて送信した。
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かくして、二人の息子が住むアパートに泊まることになった。
泊まるのは初めてである。
来るのも引っ越しの時以来である。
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野郎二人の住まい。
体育会系の部室の臭いを想像し、ある種の覚悟を決め、部屋に入った。
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っん???
臭わない・・・・・・・・・・・
トイレに入ると、綺麗じゃないか・・・・・。
風呂に入ると、カビ一つないではないか・・・・・・・・・。
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「トイレと風呂、使っているのか?」
「当たり前だろ。」
聞くと、カビが生えるのが嫌だから、ちゃんと毎日掃除している様だ。
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こんな几帳面な息子だっけ?
誰に似たんだろう???
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「っで、お父さんは、どこで寝ればい~~のかな?」
「そこのベッドで寝て。」と長男が自分のベッドを指差した。
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私の体に、体育会の部室の様な汗臭い男臭が染みつく事を覚悟し、
さらに床で寝ることを覚悟し、決死の覚悟で、これまた面白いかもと思って臨んだ息子の部屋の宿泊。
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逆に、息子の布団に私のオヤジ臭を染みつける結果となってしまった。
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人生、予想外のことだらけだ。
だから面白い。