愛車との別れ
平成19年12月に我が家にやって来た愛車。
二人の息子は、まだ小学生だった頃だ。
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家族旅行でもして思い出作りをしようと盛り上がり、大きな夢を抱き、分不相応ではあったが背伸びをして購入したのを覚えている。
それから約8年間活躍してくれたが、総走行距離は43000キロほど。
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走行距離を見ても分かる通り、夢のままで終わってしまった。
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とは言え、8年間も一緒にいると情と言うのが出てくる。
しかし、出会いがあれば別れがある。
世の常である。
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ついにその日が訪れた。
最後の記念写真。
買い取りセンターの方に来て頂き、鍵を渡した。
右折。
あれ？行っちゃった？
状況が理解できないルパン。
8年間ありがとう！元気でな！
頭には、ドナ♪ドナ♪ド～ナ～♪ド～ナ～♪♪ の音楽が寂しく流れた。
12月には、実用的な大衆車が我が家に来る予定だ。