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2015年8月24日 (月)

アドレナリンの威力を体感

昨晩は、午後11時にホテルに戻り、風呂に浸かり、軽食を摂り12時15分に就寝。

一昨晩は2時起きなので、22時間以上置き続けている計算になる。

その殆どの時間を体を酷使しているにも拘らず、さほど眠くない。

大量に分泌されたアドレナリンが、まだ体内に残っているのだろうか。

体は、まだ戦闘モードから通常モードに切り替わっていない様だ。

しかし、体を考え、就寝。

いつもは、一度寝たら朝まで起きない私であるが、目が覚めたら、まだ3時である。

3時間も寝ていないのに、起きてしまった。

ここ数日、早起きの習慣付けをしたため、体内時計のせいかも知れない。

しかし、そうなら二度寝が出来る筈だが、目を瞑っても眠れない。

眠くないのだ。

横の布団を見ると、眞野先生も眠られない様で、携帯を見ていた。

お互い、体が異常に興奮しているようだ。

アドレナリンの威力は凄まじさを体感した。

眞野先生が、むくっと起き上がり、セブンイレブンに行って来ると言い部屋を出た。

買って来たのが、コーヒー。

当然、カフェイン入りのコーヒーである。

おいしな~~と早朝のコーヒーを、窓から昨日泳いだ洞爺湖を眺めながら頂いた。

そして、二人で朝風呂に入り体を癒した。

足の爪を見ると4本が全壊であった。

じき剥がれるだろう。

戦闘の爪痕である。

7時から朝食を食べに地下一階の食堂へ向かった。

バイキング形式の朝食である。

広い食堂も、トライアスロン出場者でほぼ満席である。

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昨日の朝食時は、皆、ご飯、味噌汁、梅干し、納豆、野菜、果物と、ほぼ皆同じく消化に良いメニューであったのが面白かった。

考えていることは皆、同じなのだと思った。

更には、ほぼ満席にも拘らず、話し声は殆ど聞こえず、緊張感が漂っていた。

しかし、今朝の朝食は、同じメンバーにも拘らず、揚げ物、ソーセージ、焼きそばにと、好きな食べ物が沢山、皿に盛られている。

更には、ワイワイと笑い声やら、昨日のレース話で、賑やかな食堂であった。

あまりの対照的な雰囲気に、改めてアイアンマンレースの過酷さ、賭ける意気込みを感じた。

私も眞野先生も、腹一杯頂いた。

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さて、朝食後はブログを書いて、9時からバイクの引き取り作業に出掛けた。

昨日の180.2キロを頑張ってくれた相棒である。

いつもより愛おしく見えた。

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眞野先生のアイデアで張り付けた関門時間。

これは、貼っておいて本当に良かった。

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ホテルに戻り、軽く洗車して、輪行バッグに分解して詰め込み作業を行った。

そして、11時からアワードパーティに参加。

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表彰式も行われた。

トップアスリートのタイムを見てびっくりである。

しかし、ほぼ外国人であった。

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8日ぶりのアルコールである。

3時間睡眠なのに、意外と元気である。

ジンギスカンをはじめテーブル一杯に食べ物の皿を並べ、二人でがっついた。

「今日は、カロリーやら栄養やら一切考えず、食べたいもんを食べたいだけ食べるぞ!」

乾杯!!

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腹を空かせた野生動物の食事であった。

朝食も腹一杯食べた筈なのに、アッと言う間に、全ての皿が空になった。

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缶ビール2本もらったが、今の肉体で酔うのには、1本で十分であった。

ホテルに帰り、体重計にのると、58.5キロ。

ちなみにレース前日の体重は55.2キロであった。

ご褒美は必要だ。