独りチャレンジスイム1500
朝礼前に、院長室のパソコンでメールチェックを行い、手帳で今日のスケジュールを頭に入れるのが日課である。
さて、今日の診療後の予定は・・・・・・・・・
18時50分~19時 リーダーミーティング
20時15分 杏林堂で買い物
20時45分 チャレンジスイム1500
一昨日書いた予定である。
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3月まではチェレンジスイム1500は20時15分~だったが、4月から20時45分~と30分遅くスタートすることになった。
この30分があると、ゆっくりと夕食を摂っても、まだ時間が余るので、行きしの買い物の時間に充てている。
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さて、予定通りに18時50分からリーダーミーティングがスタート。
予定通りの19時、リーダーミーティングが終了。
10分と短い時間ではあるが、各部署ミーティングから出された懸案事項がA4用紙4枚にびっしり書き込まれており、内容の濃いミーティングであった。
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急いで、自宅に戻り、かみさんと二人で仲良く?夕食作り。
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20時15分、予定通りの時間に自宅を出発。
20時23分に杏林堂に到着し。10分間の買い物タイム。
20時36分にティップネスに到着。
予定通りである。
20時40分、チャレンジスイム1500のスタート時間の5分前にロッカーのある7階からプールのある8階へ行く階段を上る。
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上りながら、今日は頑張るぞ!とテンションを上げながら、階段を上っていく。
試合に向かうプロレスラーがリングまでの花道を、気合いを入れながら歩いていく気分である。
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しかし、階段の途中で、いつもと違う雰囲気に気付いた。
プールが、やけに騒がしい。
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聞き覚えのある声が聞こえる。
八木インストラクターの大きな声である。
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「・・・・・????????」
何だ、何だ・・・・・・・・・・・・・。
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「チャレンジスイム1500」の前に、確か・・同じ八木インストラクターの「FUN SWIM」があったから、それが押しているのかな~~~。
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プールに到着すると、いつものチャレンジスイムのメンバーが、いつものレーンで、泳いでいるではないか。
「???????????」
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二度見、いや三度見し、更に時計も見たが、時計の表示は20時42分。
しかし、ど~~見ても、明らかにチャレンジスイム1500が始まっている様だ。
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おそらく5月から開始時間が早くなったのだろう。
そ~~ゆ~~結論に達するには、時間はかからなかった。
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4月に変更になったばかりなので、まさか変更はないだろ~~~という思い込みが、原因である。
勝手な思い込みは、ヒヤリハットの原因であり、絶対にやってはいけないとスタッフに言っている私自身がやってしまった。
やっても~~た!
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GWがあったので、今日は変更後の最初のチャレンジスイム1500である。
4月の最後のチャレンジスイムに参加することができなかったが、その時に「5月から開始時間が20時30分に変更になるので、皆さん間違いないように。」という報告があったと、スイム後の風呂場で聞いた。
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おそらく、誰か間違えて来るんじゃないの?と冗談交じりで思うのが人間であろう。
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そこに、20時42分、何も知らない私は、堂々とプールに登場した訳である。
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プールは狭い空間なので、メンバーの視線を感じた。
自意識過剰かも知れないが、数人は時間を間違えたなと感づいたと思う。
穴があったら入りたい気持ちになった。
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こんな時、皆さんなら、ど~~しますか?
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私の頭には3つの選択肢が浮かんだ。
①急いで帰る。現実逃避である。
②ダンソン♪ フィーザキー♪ ドゥーザ♪ ディーサーザ♪ コンサ♪・・・・・・・
を例のステップを踏みながら、仲間に近づき、一旦停止し ニーブラ!と決め台詞でを決めると同時にプールにポチャンと入り、何食わぬ顔で、チャレンジスイム1500に入れてもらう。
③一番遠く離れたレーンで、何も無かったように、寂しく独りチャレンジスイム1500をする。
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②が出来る勇気があれば最高であるが、そんな度胸は持ち合わせていない私は、無難な③を選択。
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ゴーグルをしているので、実際に目と目があったかは分からないが、両サイドにある時計を見る度に、目が合う機会があった。
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お互い大人なので、何もなかったかのような大人の対応であるが、ど~~考えても、小っ恥ずかし~~状態である。
しかし、傍から見ると、チャレンジスイム1500は異様な雰囲気である。
インストラクターの大きなスタートの声とともに、大人数が、10秒間隔で次々に泳ぎ始める。
どこかの水泳部の練習の様である。
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しかし、何事も前向きに考えることにするのが私の信条である。
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勝手な思い込みはNGである。
今日の失敗から学んだ事だ。
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帰宅後、手帳を開き、来週の火曜日の欄に、赤ペンで「チャレンジスイム1500 20時30分」と書いた。
同じ過ちは二度しない。
来週は、独りじゃなくて、みんなとチャレンジスイムを楽しみたい。