風船ゲーム
おもちゃの新幹線の先にピンがついていて、レールの上には大きな風船が置いてある。
新幹線が一周して戻って来る前に、風船を持ち上げないと風船が割れてゲームオーバー。
その間に決められたパズルなり問題を解くというゲーム。
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昔はよくＴＶでやっていた定番のゲームなので、知っている方も多いのではないだろうか。
やっている人も、見ている人も、ヒヤヒヤするもんだ。
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さて、明日の午後に大学の説明会があるため、明日の早朝に、いよいよ息子が旅立つ。
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一年前、息子二人が仲良く高校4年生進学が決定した瞬間、両肩に重い荷物を背負うことになった。
特に、かみさんの両肩には、私以上に重い荷物だったに違いない。
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「来年は春が来るかな～～？」
「どこか受かるかな～～？」
「早く、大学が決まって、この思い荷物を下ろしたい。」
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私も、先の見えないトンネルの中で、いろいろと考えていた。
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丸山家の春。
清々しい春。
何しても楽しい春。
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そんな春を想像していたが・・・・・・・・・・・・。
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大学進学が決まった翌日から・・・・・・
アパート探し、引っ越し準備、寮の片付け・・・・・・・・・・
二人同時なので、滅茶苦茶忙しい・・・・かみさん。
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そんなかみさんが、「大学決まってから、風船ゲームをしているみたいだ。」と
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人生、死ぬまで忙しいのであろ～～か？
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そ～～言えば、私の母親も、かみさんの両親も、高齢ではあるが、毎日なんだかんだと忙しそうである。
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ま～～～人生、そんなもんだろう。
暇より、忙しい方が、生きてる感じがしてい～～かも。
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そ～～考える方が良さそうだ。