首都大地震 揺れさすさマップ
「首都大地震 揺れさすさマップ」
かみさんが素早く動いた。
母は真剣である。
かみさんの最近の熟読書である。
〝揺れやすさには理由がある!” らしい。
そんなに面白い書なのなら・・・・・・・・・と私も読んでみた。
な・る・ほ・ど・・・・・・・・・・。
左ページには、先の東日本大震災での首都圏での震度を
右ページには、関東大震災(大正)での推定震度数が
色別に記され、下には、その理由と解説が記載されている。
薄い青が震度2、青が震度3、緑が震度4、黄色が震度5-、オレンジが震度5+、赤が震度6・・・・・・と言った具合である。
特記すべきは、同じ町内でも震度2から震度5+まで混在しているということである。
震度は1の差は2倍の揺れであるので興味深い。
震度2の隣の土地が震度5+もあるのも珍しくない。
隣で、揺れが8倍違うのだ。
マジっすか?って感じである。
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ちゃんとした理由があるのが面白い。
医療と同じく、エビデンスが大事である。
早速、息子の住むアパート探しに活用。
インターネットで詳しい住所を調べ、青の場所のアパート探しに奮闘。
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築浅物件やら、これは、いいんじゃないの!と思う物件は黄色(震度5)が多く、築年数が古く今一と思われる物件が薄い青色(震度2)の傾向があった。
上手くできている・・・・・・・・。
見事なまでの連動ぶりに、納得!
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当たり前だが、東京都内でも要人が住んでいるだろう要所は、全て薄い青であった。
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昔から住んでいる人は分かっているのだろう・・・・・。
静岡から出てくる田舎もんだからと言ってバカにすんなよ・・・・・・
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かくして、地盤重視の物件探しが始まった。
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何事も、知っているのと知らないのとでは多い違い。
この手の知識は、命が係わっているので、知っておいて損はない。