最終水曜日午後8時には、丸山歯科医院二階研修室にて丸山塾の塾訓斉唱が始まることになっている。
塾生二人(時森先生:マサ、戸塚先生:ユー)と塾長の私の三人で決めたルールである。
三人で決めた〝ルール” と言うより、三人で〝覚悟をもって決めた掟” と表現した方が分かりやすいかも知れない。

今日の共通演題は、「インプラント周囲粘膜炎・周囲炎になる理由&ならない理由」である。

最近、インプラント治療を希望する患者さんが増えてきているが、決して簡単な治療ではない。
術者、患者さん共に、高いレベルの技術を身に着けなければ、インプラント治療の成功は有り得ないのである。
実際に臨床で我々が行うべき事項を再確認しながら、臨床に即した議論を交わした。


次は、夕ご飯。
腹が減っては戦は出来ぬ。
今日は、ユーが買ってきてくれた、ふわふわ卵丼、中華丼、麻婆豆腐丼。
ジャンケンの結果、一抜けのユーが麻婆豆腐丼、二抜けの私が中華丼、またもや最下位のマサが残りのふわふわ卵丼。
それにしてもマサはジャンケンが弱い。
勝った所を見た記憶が無い。
言って見れば、東京六大学野球の東京大学と言ったところか。

次は読書感想。
ユーは「〇に近い△を生きる(鎌田實)」。

マサは「フォルトュナの瞳(百田尚樹)」。

私は「凛として生きる男の作法(川北義則)」。

しかし、皆、プレゼンの腕が上がり、直ぐにでも読みたくなった。
内容を相手に伝えるプレゼン力は、我々歯科医師にはとても重要な能力だと考えているので、これからも続けて行きたい。
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最後はフリー演題。
ユーは、今、最も力を入れて勉強している「義歯(入れ歯)」に関する内容。
ここ最近も、二つの義歯講習会を受講しており、多くの資料を基に、大変分かりやすく発表してくれた。

へ~~!と思うことも多く、恥ずかしながら、私も大変勉強になった。

マサは、今一番力を入れて勉強している、「咬合(噛み合わせ)」に関する発表。
マサもここ数か月、毎月東京まで出向き、咬合の講習会を受講している。
そこで学んで来た知識と実際の臨床を交えて、分かりやすく解説してくれた。

これまた、大変勉強になった。
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最後は塾長総括。
今日も、いつも同様、約一時間かけ、今の世の中を一刀両断させてもらった。

私は、気持ち良く語らせてもらったので、アッと言う間の1時間であったが、塾生は、この1時間をど~感じたかは分からい。
私の語りが参考になればこの1時間は有意義な時間になったという事で幸いだし、
参考にならず、ただただ苦痛の1時間と感じたのであれば、それはそれで忍耐力が養成されたということで有意義な時間になったということで幸いだ。
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ま~~塾長総括は、どっちにしても有意義な時間である!
そ~~でも思わなければ、1時間なんか、真剣に熱く語れない。