真野先生とのお約束?
いつの飲み会での事だったか?
何かの拍子に日本史の話になり、真野先生と掛川城を見に行こうと約束をした気がした。
戸塚先生(通帳:ユー)も気になっていたようだ。
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今日は午後から予定が空いていたので、真野先生、ユーに予定を聞いて見ると、二人とも予定が入っていないとの返事。
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天気も良さそうだし、約束を果たすには絶好の日ではないかと考えた。
最近は、一部の若者の間で〝お城巡り” は密かなブームを呼んでいる様だ。
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真野先生の自宅は静岡市。
ユーは藤枝市。
私は焼津市。
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午前1時まで仕事があったので、待ち合わせ場所は、午後1時30分JR藤枝駅にした。
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さて、掛川城までどうやって行くかの相談。
ユーは車で来て駐車場にとめている。
真野先生はJRで来ている。
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①JRで掛川駅まで行って、そこからジョグで掛川城まで行く案。
②ユーの車で行く案。
③折角の晴天に恵まれたので、ここからジョグで行く案。
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〝面白きなき世の中を面白く。”
私の好きな高杉晋作の辞世の句である。
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どの案が一番面白いか相談、いや相談するまでもなく3人は即決、③案が可決。
藤枝駅南口の温度計は35度を示していた。
世間一般で言う「猛暑日」というやつだろうか。
まぶしいほどの光が、我々の前途を祝福してくれているのだと捉えることにした。
「丸山先生、今日は絶好のランニング日和です」と眞野先生。
「本当ですね。楽しみで今からゾクゾクじます。」とユー。
心の準備は整った様だ。
午後1時40分、藤枝駅をスタート!!
青・黄・オレンジと信号機の様な配色の三人が国道1号線を走る。
まずは金谷駅を目指し、川を越え・・・・・・。
ひたすら歓談しながら走る。
しかし、今日は、実に温かい、実にポカポカ陽気である。
途中、コンビニにより、地面からの反射熱もあり急上昇した体感温度を水で急冷。
気持ちい~~~~~~~!!
生き返る~~~~~~!
ジュワ~~~~っという音が聞こえてきそうだ。
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しばらく走ると、自転車の大学生から浜松までの道を尋ねられた。
三人居るが、私に聞いてきた。
私は実に良く人に道を聞かれる。
安心・安全なオーラが出ているのだろうか?
それとも道を知り尽くしている様な風体をしているのだろうか?
と、山梨の大学から自転車で来て神戸の実家まで自転車で帰るらしい。
頑張れよ!とエールで送り出した。
さて、さて、一番の難所の金谷の山越え。
予想以上に高い山で、予想以上に長い距離の山越え。
当然、コンビニもないし、自動販売機もない・・・・・・・・・。
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次第に無口になってくる三人。
ごくごく自然の流れであろう。
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しかし、流石はツワモノの二人、時折、冗談を交える余裕はある様だ。
でも暑い!
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頂上で自販機発見。
これほど自販機がまぶしく見えたのは、久しぶりである。
水分が五臓六腑に染み渡るのが分かる。
生きてる実感が・・・・・・・。
美味い!!
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そして、遂に掛川城に到着。
走行距離30キロ、4時間40分の楽しい、楽しいジョグとなった。
楽しい時間はアットいう間?である。
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掛川は走って行くことが出来る所だということが分かった。
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真野先生、戸塚先生、楽しい時間をありがとう!
また遊んでね!