変人との会話
手帳を見ると、今日の予定が書いてある。大雑把に言うと、
午前:OKADAMANでTTバーの取り付け、郵便局
午後:東京のショールームで診療器具視察
夕方:空手
夜:杉山さんの院内勉強会チェック
楽しい一日である。
さて、今日のブログネタは、OKADAMANでTTバーの取り付けの話し。
TTバーとは、トライアスロンの時に使用するハンドルである。
肘を置いて走れるハンドルで、肘を置く事で前傾姿勢になり、空気抵抗が少なくなり、時速で言うと約1キロ早くなるという ”うわさ” である。
昨年も取り付けようか迷ったが、TTバーにはブレーキが付いておらず、初心者には危ないと聞き、今も初心者であるが、昨年は超初心者であったため諦めたが、”形から入る” タイプの私は、どうしても付けたくなって、付けたい気持ちを抑えることができなくなってしまった。
そして、ついに取り付けてもらえる日が来た。
さて、話しは変わるが、毎年9月第1日曜日に開催される佐渡国際トライアスロン大会なるものがある。
気温が毎年約30度にも達する夏に、スイム3.8キロ、バイク190キロ、ラン42.195キロという、まさに鉄人レース。
想像しただけで、ふらふらしてしまうが、予約が殺到し抽選だというから信じられない。
ここ、OKADAMANには、佐渡に申し込んだとか、ウルトラマラソンに出る、96キロのトレイルランに出場する・・・・・・
と言う会話が普通に飛び交う、変人が集う変わった場所である。
今日も、TTバー取り付け作業中に、山でトレーニングをしてきたと言う変人が来店した。
以下、私(凡人)と変人の会話。
「何故、そんなに過酷な大会に出場するの?」(凡人)
「苦しいけど、つらいけど、それが気持ちい~~んだよね。つら気持ちい~、痛気持ちい~~って言うか、苦しい、つらいのは嫌じゃないんだよね~~。」(変人)
「何となくその気持ち分かる。」(店長)
「へ~~~~、でも、つらい度が半端ないよね。」(凡人)
「どんどんエスカレートしてきちゃうんだよね~。一種の病気かも?」(変人)
「佐渡とか、つらい大会ほどエントリーが集中し抽選になるって、おかしくない?もしかして、Aさん、閻魔大王の前で、地獄が良いか天国が良いか聞かれたら、地獄って答えるんじゃないの?」(凡人)
「天国だと物足りなそうだから、本当に地獄を希望しちゃうかも。」(変人)
地獄へのエントリー者が殺到し、抽選になる日が来るのも時間の問題かも・・・・。