3R
3R(Reduce,Reuse,Recycle)の頭文字をとったものだ。
- Reduce(リデュース):減らす、Reuse(リユース):繰り返し使う、Recycle(リサイクル):再資源化
環境配慮に関するキーワードである。
数年前、ISO14001(環境マネジメントシステム)を取得した際、徹底的に叩き込まれた基本概念の一つである。
時間の経過とともに風化してきつつあった・・・・・・・・。
さて、インターネットって奴は、便利であるあるが故に、便利過ぎて厄介なもんである。
両刃の剣とでも言うべきだろうか。
新聞・雑誌、ネット等で面白そうな書籍があると、切抜いておき、気が向いた時に、ネットで注文する。大概2~3日で手元に届く。
当然、広告ってもんは、売るために面白そうに紹介しているので、ハズレも多い。
ハズレは残念ながら、”お蔵入り”、いや”段ボール入り”となる。
段ボールが一杯になると、近くの古本屋行きとなるが、だいたい一冊10~30円くらいだろうか。買値の1/10~1/200、中には0円ってのも出て来る。
値のつくものはReuse(リユース)、値のつかない物は紙としてRecycle(リサイクル)である。
こんな行為に、何か違和感は感じていたものの、丸山塾の塾生に読書を推奨しているので、年々購入する本の数が増えて来ている。また、丸山塾では電子書籍を禁じている。ためになった所に書き込みをしたり、付箋を付ける事により後々役に立つことがあるからだ。
そんな時、かみさんがポソっと一言。
「一回しか読まないんなら古本で十分じゃないの?」
「確かに・・・・・・・・・、でも欲しい本って、古本であるかな~~?」
試しに、今日注文しようと思っていた本を、インターネットオークションで検索してみた。
ま~~、そんな都合の良い時に、ね~~だろ~~~。
しかし、ネットって馬鹿に出来ない。
2冊とも、しっかりとオークションに出品されているではないか。
逆に、私が読みたいと思うような本は、世間一般の人も読みたいと思うだろうし、読み終わったら値のつく内に即座に売りたいという市場原理も働くのではないかと推測した。
汚い本は、気持ちが悪く読みたくないが、写真で見る限り綺麗である。
試しに1冊入札してみたら、見事、落札。
落札金額150円、送料(メール便)164円、合計314円。
安~~~。
定価で買うのが馬鹿らしくなるような金額である。
一見せこい様に思えるが、社会全体としてはReduce、Reuseに貢献しているのではないか。