極めた人間の境地
院長室の収納スペース。
心に迷いが生じた時、このドアを開ける。
すると、チャンピョンベルトを巻き腕組みをした猪木が、私に話しかけてくれる。
「馬鹿になれ
とことん馬鹿になれ
恥をかけ
とことん恥をかけ
かいてかいて恥かいて
裸になったら見えてくる
本当の自分が見えてくる
本当の自分も笑ってた・・・・・・
それくらい馬鹿になれ」
俺は、こ~~してチャンピョンになったんだと言いたげに・・・・・。
そ~~言えば、先日、他界した、やしきたかじんも、こんな事を言っていた。
「人を笑う人間より、笑われる人間になれ。」
分野は違えど、技を極めた人間の境地は同じであろうか。
馬鹿と言われる覚悟、恥をかく覚悟、笑われる覚悟・・・・・・・
偉業達成の裏には、そんな覚悟が必要なのだろう。