エビデンス勉強会からの歯周外科勉強会
金曜日の診療後は、エビデンス勉強会を行っている。
今日の演者は、杉本さん。
エビデンス勉強会終了後、続けて、戸塚先生(通称;ユー)と歯周外科勉強会を行うことになった。
丸山歯科医院では、歯周病治療には特に力を入れている関係で、歯周病に罹患した患者さんに多く来院して頂いている。
そんな訳で、歯周外科治療は、一年を通して、ほぼ毎日行っている。
私自身、学生の頃から、歯周病治療には非常に興味があり、今でもその気持ちは変わっていない。
歯周病治療が好きなんだと思う。
さて、歯周病治療は、非常に奥が深く、一人一人反応が違うので、やりがいを感じるが、治癒に導くためには、多くの因子が絡んでいるので、これをやれば必ず治るという治療法は無いのが現状である。
1+1=2という様な数式は成り立たないのだ。
実際の症例を中心に解説している歯周外科の成書を読み解くことを基本としている。
写真1枚、1枚をガン見して、何故?何故?攻勢で勉強会は進む。
何故、ここから、この方向にメスを入れたのか?
何故、ここで、この器具を使ったのか?
何故、ここで、この形態に骨修正をしたのか?
これじゃ駄目なのか?
何故?何故?何故?
を追求すると、基本術式の確認、整理にもなり、私自身も勉強になることがある。
全ての医療行為には意味がある。
その意味を十分に理解した上でなければ、患者さんに施してはいけない。
教科書に書いてあったからというだけで、患者さんに治療してはいけないと私は考えており、戸塚先生にも、そ~言っている。
その意味を十分に理解してはじめて実行が許されるのだ。
時計を見ると9時30分。
外は雨。
急いで着替えて、ティイプネス藤枝に向かった。
ティップネスは午後11時まで開店しているので、非常に助かる。
今日は、チョコレートをもらい、勉強も出来、さらには運動も出来、充実した一日となった。