ルパンとのお散歩メニュー再考
私は1区を拝命され、午前10時に富士宮市役所前から白糸の滝を目指して、山登り5.4キロを走り、2区の戸塚先生に襷を渡すことになっていたが、生憎の天候で早々と中止が決定。
この大会に照準を合わせ、体調調整をしていたので、筋肉痛も疲労もなく、絶好調である。
ポッカリと丸一日のスケジュールが空いたので、順当ならスタートしていた午前10時からリバティーで30キロレースペース走をすることにした。
3週間後に控えた静岡マラソンの練習である。
昨日の天候の影響と、今日の良い天候のために、リバティーは多くのランナーが汗を流していた。
3週間ほど前にケガをしたせいで、最近長距離を走っていなかったので、30キロがいつも以上に長く感じはしたが、目標タイムをクリアー出来、一安心。
さて、帰宅すると、息子はさすがに、お勉強。
かみさんは、リビングでパソコン。
ルパンは、床暖の床の上で、気持ちよさそうにお昼寝。
以前は、私が帰宅すると、ムクっと起き上がり、ダッシュで階段を駆け下り、玄関まで走って来て尻尾をフリフリして全身で喜びを表現しながら抱きつきて来たもんだが、ある出来事を境に、2階のリビングルームでワン、ワンと吠えるだけで、降りてくることは少なくなった。
寂しいもんである。
息子や、かみさんが、私の帰宅すると、2階から我先にと尻をフリフリしながら、階段を駆け下り私に抱きついてくる・・・・・なんてことは有り得ないので、期待のルパンまで・・・・・・・・・・・・。
思い起こせば10日ほど前・・・・・・・・。
いつもはルパンを散歩に連れて行った後、ルパンを家に戻して、私がジョグをしていた。
しかし、朝や昼休みは時間が短いので、ルパンも一緒にジョグが出来たら、時間効率が良いと考えた。
そこで、まず1キロ走から始めてみることにした。
ルパンも喜んでくれた。
よしよし・・・・・・・・・。
翌日、1.5キロ走。
これもOK。
よしよし・・・・・・・・。
そして、徐々に距離を伸ばした。
3キロも無事完走!
さすがに、3キロ走は疲れたのか、帰宅後一日、グッタリしていたようだ。
ここで事件が起きた。
翌日の昼休み、昼飯が終わり、決まり文句の
「さ~~てっとルパン、お散歩行こ~~~かな?」
「さ~~」の言葉で、ルパンの体は条件反射で反応し、シッポをフリフリして私に駆け寄ってくる
のが常だが、反応が鈍い。
耳が遠くなったのかな~~~と、もう一度大きい声で、
「さ~~てっとルパン、お散歩行こ~~~かな?」
のそのそと近寄って来たが、明らかに昨日までのルパンではない。
よっぽど3キロ走がキツかったのだろ~~。
ルパンにとっては、人生初の持久走、多くの小学生がマラソン大会を嫌うのと同じ心境なのだろう。
小型犬に3キロ走は、ちょっとやり過ぎなのかも知れない。
ま~~過ぎたことは仕方ない。
誰の歓迎もないまま、2階に上がった。
折角の快晴である。
「今日は、天気が良くて外は気持ちい~~ぞ!みんなで散歩でも行くか?」
反応が悪い。
お勉強中の息子、寒さに滅法弱いかみさんは仕方なかろう。
しかし、ルパン、お前は犬だろ!
雪やコンコン♪♬ あられや♦♫♦・・・・・・・・・
犬は喜び庭駆け回り♪♪ 猫はコタツで丸くなる♪゜・*:.。*・♪
ちゃうんか!
犬ちゅうもんは雪の中を喜んで駆け回るんやぞ!
ルパン、お前は人間ちゃうんぞ、お前は犬ぞ!
持久走を反省し、運動不足解消のため、ルパンの首にリードを無理やり付け、二人でお散歩。
という訳で、今日から持久走は封印し、従来通り、ゆっくり歩いて散歩。
二人で写真撮影をしたいが、撮影者がいないので、私は影で我慢。
ルパンは、持久走より、ニオイをクンクンと嗅ぎながらゆっくりと散歩するのが大好きなのだ。
特に草むらが大好き。
しかし、携帯でこちら向きにレンズが向く機能があることを思い出し、ルパンと写真撮影。
家に近づくと、何故か走り出すルパン。
全くかなわない。
散歩が嫌いにならないように、今度は短距離ダッシュを取り入れよ~~~。
今日の散歩メニューは、ルポンの好きな内容にしたので、ルパンも喜んでくれたのではないかと思う。
これで明日からまた、私が帰宅すると、玄関まで駆け下りて来てくれるかな~~~。
私は嫌いになっても、散歩は嫌いにならないで下さい。
(古~~~~~。)