« 院長の風上にも置けない私 | メイン | 日曜説明会 »

2013年12月14日 (土)

昇級審査

蕙空館道場では3ヵ月に一度、昇級審査を行っている。

3月、6月、9月、12月の年4回である。

.

今日は、今年最後の昇級審査を行った。

.

昇級審査の日は、日本空手協会指定の正装(グレーのズボン、紺のジャケット、協会マークの入ったエンジのネクタイ)。

.

日頃の稽古の成果を評価する大事な審査。

日頃の稽古以上の成果を出す子、緊張により日頃の稽古の成果が発揮できない子、普段通りの力を発揮する子、様々である。

.

しかし、私に言わせて見れば、それが所謂、実力である。

.

7ポイント先取と言うようなポイント制のスポーツ空手も存在する中、日本空手協会の空手は、一本勝負にこだわっている。

スポーツ空手に対し、武道空手と言われる所以である。

.

本当の勝負は、一発殴られたら終わりである。

宮本武蔵の目指した剣術もしかりだ。

日本刀で戦う真剣勝負。

切られたら死である。

命を賭けた一本勝負である。

.

「もう一試合、お願いします。」

なんて言う泣きの再試合なんて、あり得ない。

.

緊張のせいで力が発揮できなかった?

は~~~~?

.

世の中、泣きのもう一度なんて無いんだ。

と言う事を分かって欲しい。

.

その一発勝負、一本勝負に勝つために、日頃、稽古をするのだ。

それが稽古だと言う事を分かって欲しい。

P1010972

P1010962

 

P1010965