老いは眼から
老いは眼から始まる と言われているが、ここ1年の目の衰えは凄まじい。
昨年までは、近眼のメガネ一個で、車の運転、診療、新聞、読書、TVまで全てを賄うことができたが、今年に入って新聞はメガネを外して見るようになり、診療用メガネを別に新調し、2種類のメガネを使い分ける生活が始まった。
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目を甘やかし過ぎたのか、目がわがままになってきた。
今のメガネじゃ嫌だと言い始めたのだ。
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我々の仕事は「眼が命」なので、さらに一個ラインナップを増やすことにした。
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.右側がプライベート用。
.左側が診療用。
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今回新調したメガネはシンプルなデザインの近近メガネ。
下半分が近視だが裸眼に近く30センチ先に照準を合わせた弱い近視矯正、上半分は1メートル先に照準を合わせた近視矯正のレンズである。
30センチとは、患者さんの口の中までの距離であり、1メートルは、治療台に付いているパソコンモニターと生体監視モニター(血圧計、脈拍計、心電計など)までの距離である。
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年は取りたくないが、どんなに抵抗しても自然に取ってしまうもので仕方がない。
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かくして、治療内容により4種類のメガネを使い分ける生活が新たに始まった。
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