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2013年9月18日 (水)

友人の歯科治療

診療後、友人が来た。

同業者の友人、歯科医師の友人である。

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開業医は、だいたい診療時間、診療日が同じなので、複数の歯科医師が居る場合は別として、一人で診療している開業医は、自分の歯の治療に困る。

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そんな訳で、昼休み、友人から、診療後に急いで行くから治療をしてくれないかと依頼を受けた。

友人なので、断る理由は無い。

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と言う訳で、診療後、戸塚先生にアシストについてもらい、治療を始めた。

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友人とは言え、歯科医師の歯の治療は、難しい。

10人の歯科医師が居れば10通りの治療方法があると言われるくらい、治療方法、治療手技、使用薬剤、使用機材は無数にあるからだ。

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まずは、レントゲンを撮る。

悩まし~レントゲン像である。

つまり、誰が見ても診断名が一致するような、ハッキリとした画像所見がない。

しかし、治療となると、高難度の治療が予想される。

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「〇△先生、ど~~する?」

「・・・・・・・・・して欲しいんだけど・・・。」

「分かった、本当に良いね。」

「い~~よ。」

「よっしゃ!」

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私にも私の診療の流儀があるが、友人にも友人の流儀があるので、相談しながら診療を進める。

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レントゲン診査での予想を超える難症例であった。

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長時間、顎を開けっ放しだったので、明日は顎が痛くなるだろうと思うが、ごめんちゃい。

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今年に入って、歯科医師の歯の治療は3人目である。

歯科医師になって25年目になるが何年経っても、歯科医師の治療は普段の治療とは違う緊張感がある。

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まだまだ未熟である。

修行が足りないようだ。

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