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2013年7月25日 (木)

三者面談

高校は夏休みの様だ。

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午後2時30分、静岡市駅南にある東進ハイスクール前で落ち合おうと、昨晩、長男と約束した。

予定通り午後1時30分に自宅を出て2時25分に東進前に到着。

既に待っていた長男を助手席に乗せ、長男の通っている高校へ向かった。

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いわゆる、三者面談。

息子は高校3年生、受験生である。

担任の先生、息子、そして親である私の3人で、進路について話し合って来た。

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子供の教育は、ず~~っと、かみさんに任せっきりだったので、恥ずかしながら、中学、高校の6年間を通じて、学校内に入るのは、初めてである。

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面談開始時間は、木曜日の午後3時。

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木曜日の私の主な行動パターンは、午前中はジョギング、夕方からは空手。

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な・る・ほ・ど。

親なんだから、一生に一回くらいは、息子の教育にも興味を持つように、という、かみさんからのメッセージだと受け止めた。

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別に息子の教育や進路に興味が無いわけでもなく、教育を放棄している訳でもないので、快く引き受けた。

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さて、さて、高校の門をくぐる。

30年前の高校時代を思い出した。

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3時4分、前の三者面談が終わり、32HRから担任の先生が出て来た。

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息子の学校の成績、模擬試験の成績、学校での素行を詳しく知らされる。

素行の悪さも含め、想定の範囲内の内容であった。

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約20分間、息子の希望校に合格するためのアドバイスを熱く語ってくれた。

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「過去の生徒を見ていると、最後まで決して諦めずに、絶対に合格するんだという強い意志を持ち続けて頑張った生徒だけが合格している。ここからが勝負だぞ。だから頑張れ。」

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最後に力強く発せられたこの言葉が、頭に残った。

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そ~~か、可能性は0じゃないんだ。

ここから頑張れば、まだ可能性は残されているんだ。

ここは、男 丸山 一丁頑張っちゃうか。

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よ~~~~し、段々テンションが上がって来て、

「はい、頑張ります。」

と気合いの入った声で返事をしそうになってしまった。

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ふと我に返り、横を見ると、非常に冷静な息子の姿が目に入った。

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受験生は息子であった。P1020132P1020134