セカンドオピニオン
セカンドオピニオンを求める患者さんが、最近、多く来院されるようになった。
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セカンドオピニオン、つまり、複数の医師の意見、考えを聞きに、お越しになるので、基本的には話をするだけである。
今日もセカンドオピニオンを求めて来院された患者さんがいた。
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必ず言う事は、「医療には、正解というのは、無いんです。」という事である。
算数なら、1+1=2のみが正解だが、医療は、そういう訳にはいかないのだ。
何を以って、正解とするかという定義付けが難しいからだ。
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患者さんによって、求める物が違うのも難しくしている要因である。
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痛みが無くなるのを求める患者さん、
良く噛めるようになることを求める患者さん、
見た目を第一に考える患者さん、
どんなにグラグラで多少痛くても自然に抜けるまで待ちたいと願う患者さん・・・・・・・・、
と様々である。
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医療倫理に反する医療行為は、決してしないが、患者さんの希望、意見には、できるだけ耳を傾けるようにしている。
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さて、昨日は、一昨日飲み過ぎて、SMRに参加できなかったので、正午から、バイクの一人練を、藤枝市立病院の坂で行った。4周ほどしたら、大腿四頭筋がパンパンになったので、そのまま帰宅。
エネルギー補給をし、少し休んで、今度はラン。
30キロランを計画して、走りだしたが、大腿四頭筋が言う事を聞かない。
15キロで無念のリタイア。
情けないが、無理は禁物と言い聞かせ、帰宅。
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ストレッチはしたものの、パンパンに筋肉が張っていた。
さすがに、夜中に足が攣って目が覚めた。
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これは、やばいと思い、東洋整体に行って来た。
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筋肉がパンパンですね。
少し筋肉を休めた方がいいですよ。
とアドバイスを受けた。
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しかし、同い年で、昨年、サブ3を達成した、鈴木勇さんは、筋肉がパンパンな時は、休まずに、ゆっくりとジョギングした方が、逆に筋肉がほぐれて良いと言っていた。
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休みべきか、休まぬべきか・・・・・・・・・。
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これも答えがないのだろう。
いろんな意見がある。
自分の信じる道を行くだけである。
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今回は、敢えて勇さんの意見を信じ、8キロのスロージョグをしてみた。
大腿四頭筋の部分が、自分の足ではないような感覚であるが、意外と走れるもんである。
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筋肉がほぐれたかどうかは、明日、明後日には結果が出るので、ある意味楽しみである。
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世の中には、正解がないものの方が多いのではないだろうか。
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いろいろな情報を得て、最後は、自分が信じる道を選ぶ。
結果はどうあれ、自分が信じた道である。
それで、い~~じゃないか、そう思う、今日この頃である。