日本空手協会 静岡県空手道選手権大会
今日は、日本空手協会 静岡県空手道選手権大会。
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審判は、選手より過酷である。
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体力は勿論、持続した精神力・集中力が要求される重労働である。
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選手の時は、審判は、ジャッジするだけで、緊張もしないだろ~し、楽そうで、い~な~~ と思っていたが、審判してみると、全く違うということが分かる。
隣の芝は青く見える、である。
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さて、県大会は全国大会切符、東海地区大会切符をかけた真剣勝負をしに、県下から938人の選手が県武道館に集結。
全国大会切符は、各種目、男子は上位7人、女子は上位6人に渡される。
東海地区大会切符は、各種目、男女とも上位10人に渡される。
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朝8時30分、審判会議室にて審判会議が始まった。
ルールの再確認である。
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最近は、ビデオなるものがあり、ミスジャッジは許されない。
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選手は勿論、父兄の方も、真剣である。
この日のために、家族全員が、春休みを犠牲にして、血と汗を流してきたのだろう。
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私も数年前まで、選手の父兄であったので、その気持ちたるや凄まじいことは、よ~~く理解できる。
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さて、ジャッジであるが、最後の試合まで、自分なりに、集中力を切らさず、真剣に公平、公正な審判をさせてもらったつもりである。
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最後は、選手、審判全てが、1階会場から、2階の観覧席に上げられる。
一般の部、形、組手の決勝戦である。
県下一を決める決勝戦である。
一階会場に居ることが出来るのは、選手と選抜された審判のみである。
数百人がざわめいていた、つい先ほどまでとは、打って変わって、会場は静寂に包まれている。
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我が大井川支部長の檪村惠之助師範は、組手決勝戦の監査として参加された。
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決勝戦は、さすが県下一だけあり、選手の技は勿論、審判のジャッジ力技術も良い勉強をさせてもらった。
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うれし涙あり、悔し涙ありの大会であった。
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蕙空館道場の成績。
全国切符5枚、東海地区大会切符7枚入手。
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私が予想していた以上の見事な成績であった。