今年最後の院内勉強会
第三金曜日は院内勉強会の日。
今日は、名古屋医療専門学校歯科衛生士科を卒業後、丸山歯科医院に就職してくれ7年目になる歯科衛生士の横山智恵さん。
彼女は、現在治療部長、専門治療の責任者として大活躍してくれている。
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今日の演題は「感染性心内膜炎」。
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感染性心内膜炎とは、読んで字の如く、心臓の病気である。
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これが歯科と非常に関係が深いのだ。
歯周病患者の口腔内の歯周病細菌が歯周ポケットから体内に入り発症する可能性があるというのが医学的に証明されている。
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時として命をも奪ってしまう、とても怖い病気なのだ。
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まずは菌血症という形で起こる。
「菌血症」とは、これまた読んで字の如く、細菌が血管と通じて体内に入り込むことである。
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食事しただけで7~51%、ブラッシング後に20~68%の頻度で起こるらしい。
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歯周病の治療はやはり大事である。
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歯科治療時の留意点なども詳しく解説してくれ、大変勉強になった。
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我々は、医療従事者として、知らないでは済まされない事がたくさんあり、また知る責務があると思っている。
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発表するスタッフは大変ではあるが、患者さんの利益の為、来年も続けて行きたい。
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勉強会後は、みんなで出前でとったお弁当を頬張った。