第40回静岡県中部地区空手道大会
第40回静岡県中部地区空手道大会が県武道館で行われた。
私は審判として参加した。
我が蕙空館道場からは幼年~中学生までの25名が選手として参加した。
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選手は当然、勝ちたい。
しかし、中には選手以上に勝ちたいという気持ちをもった人もいる。
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親である。
ビデオ片手に、当の本人以上に熱くなる親も多い。
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気持ちは痛いほど分かる。
数年前まで、我が子が選手として出ていたからだ。
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それだけに、その気持ちが分かるだけに、ジャッジにも気持ちが入る。
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公平なジャッジは勿論であるが、気持ちを切らさずにジャッジを続けるのは本当に難しい。
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朝9時30分から15分の休憩を挟み、午後5時過ぎまでぶっ続けの試合の審判である。
集中力、気力、体力が必要なのだ。
もしかしたら選手以上に大変かも知れないと思う事がある。
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さて、さて、今日は、会場内で2人の女性から声を掛けられた。
まずは、朝会場に着くと、「先生~~!」と子連れの女性の方が、こちらに向かって走って来た。
「先生は今日は審判ですか。うちの子は今日、デビュー戦です。」
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現在は清水に住む、丸山歯科開業当時の開業スタッフであった。
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数分後、他の道場の父兄の女性から
「先生、ブログ見ましたよ、ほめ妻・・・・・・・」
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嬉しいではないか。
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人と人のつながりってい~~~な~、そ~~実感した。
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今日は一日、真剣に、全力で審判しようと決めて朝、家を出た。
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どこまで出来たか分からないが、手抜きは一切しなかった。
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おかげで、ガラガラ声になってしまった。
毎度のことではあるが・・・・・・。
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苦しく厳しい練習に耐えて来た選手の全力のプレーに対し、審判も応えなければならない。
今日は、気持ち良い一日となった。
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試合中の写真を撮影してくれた田島茂典さん、ありがとうございました。
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