義父とプール
岡山から瀬戸大橋を渡り、最初の駅が坂出駅。
JR坂出駅より徒歩5分の所に、かみさんの実家がある。
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かみさんの実家にお邪魔して今日で3日目。
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坂出の父、母も81歳とは思えないほど元気で何よりである。
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坂出の家では、夕飯タイムは5時~5時30分である。
昨晩は、ビールを飲みながら夕食をいただき、10時にはうとうとしてきて就寝。
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今朝も5時30分に目が覚めた。
早寝、早起き、実に健康的だ。
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朝起きても、いつものように一日のスケジュールを決め、「ヨシ!」と気合をいれる必要もなく、
実に穏やかな気分である。
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クーラーの効いた部屋のソファーの椅子に座り、コーヒーを飲みながら、時間も気にせず、本を読む。
実に贅沢な時間だ。
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昼過ぎ、近くの温水プールに行きたいと言うと、81歳の義父が、「ほな、ワシが連れてってやる。」と自らも水着を持参し、車で連れて行ってくれた。
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私はゆっくり長時間泳ぐつもりだったので、「帰りは走って帰るから、お父さんは先に帰って。」という約束をした後、更衣室で水着に着替えプールに入った。
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1時間30分程、ゆっくりと泳いだ。
義父も休憩をはさみ、泳いだり、プールの中で歩いたり、と結局、私が終わるまで付き合ってくれた。
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しかし、もう一つ気になる場所があった。
プールの上にあるトレーニングルームである。
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ちょっとだけ、やって帰りたいと言うと、下で待ってるからと言ってくれた。
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お言葉に甘えて、15分程、4つのマシーンで筋トレをさせてもらい、義父の待つ階下に行くと、
ポカリスエットを用意して待っていてくれた。
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本来なら、私が義父にするべき立場であるが、逆に世話をかけてしまった。