懐かしい、大学の道場訪問
全日本歯科学生総合体育大会の空手道部門が、九州歯科大学で行われた。
所謂、主幹である。
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一番の楽しみは、大学時代、血と汗を流した道場に23年ぶりに行くことであった。
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体育館に入ると、まず目に入るのが
木の看板。
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.昔のままである。
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さらに奥に進むと、一番奥に
アコーディオンカーテンがある。
これまた昔と全く変わっていない。
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このアコーディオンカーテンの向こうが、空手道場である。
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試合用マットは当時はなかったが、模造紙に書いた空手道理念は昔のままだ。
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棚の隅には、カップやらトロフィーやらが無造作に置かれている。
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その中に、何となく見覚えのある物が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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私が愛用していた、パワーアンクルバンドではないか！！
おそらく５００グラムか１キロくらいじゃなかったかと思う。
足首につけ練習するおもりである。
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よくぞ２０年以上も捨てられずに生き抜いてくれた。
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まずは記念写真撮影！
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.道場を出て、水飲み場へ行ってみる。
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な・な・な・なつかし～～～～～～！
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学生時代は、まだ根性論全盛時代であり、練習中の水分補給は認められなかった。
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真夏の稽古の合間にある小休止（つまり休憩時間）は、水を頭からかぶったり、うがいはOKだったが、水を飲むのはNGであった。
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当然、うがいのふりして、水分補給はしていた。
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「丸山、水飲んでないやろな～～。」
「押忍！飲んでません。うがいだけです。」
こんな感じであった。
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そ～～尋問した先輩も、うがいと称して、喉仏が動いていた。
顔を洗うと称して、喉仏が動いていた。
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生き抜くための当然の知恵である。
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