6月丸山塾
毎月最終水曜日ジャスト8時から丸山塾が開催される。
時間厳守である。(1秒でも遅刻したら、制裁が待っているのだ。)
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さて、今日は 「抜歯術後の抗菌薬と抗炎症薬」について討論した。
そもそも、抜歯後にはなぜ?抗菌薬(抗生物質)を飲む必要があるのか?
どういう時に抗炎症薬(鎮痛剤)を処方するのか?
どんな種類の薬が一番適当なのか?
どのくらいの量を処方すべきなのか?
それは何故か?
医療行為なので、種類、量、回数、服用タイミングなど全ての項目に対し明確な理由が言えなければいけない。
今日は、2名の口腔外科 学会の専門医の先生の考えを参考に考え、他の文献、資料も持ち寄り、激論した。
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誰にでも1日は24時間しかないので、私は時間を無駄に使う事を最も嫌う。
そこで、丸山塾では、私が出したお題について、一人5分と決めて、ストップウォッチで時間を厳密に計り意見を述べることになっている。
5分は、だらだら話しているとアッと言う間であるが、気を入れて話すと意外と長く、大抵4分くらいで言いたいことは全て話すことができるから不思議なものだ。
ストップウォッチを意識しながら話すと、学会のように緊張感があり、内容の濃い真剣な議論ができるのだ。
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さて、今までも投薬に関しては、いろいろと配慮してしているつもりであったが、もっともっと配慮すべき点があることに気づき大変勉強になった。
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薬議論はジャスト8時~9時の予定であったが、ストップウォッチの成果もあり8時55分に丸山塾としての結論を導き出すことができた。
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9時から9時20分までは、1人5分、4人で20分のプレゼン。
プレゼン内容は、読んだ本の内容プレゼンである。
丸山塾では、人間の幅を広げる為、歯科以外の本を月に最低1冊は読むように義務付けている。
6月に読んだ本の中で、一番良かった本のプレゼンを行うのだ。
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6月はなんだかんだと忙しく、2冊しか読めなかった。
私は、その中で「その話し方では軽すぎます!」についてのプレゼンを行った。
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我々歯科の仕事にも、各分野の学会が出した「治療の指針」なるものがあり、丸山歯科では原則それを参考にしながら日々の診療を行っている。
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と同様、2007年文化審議会答申の「敬語の指針」なるものがあり、NHKでは、この指針を採用しているそうだ。
それを見ると、私の使っている敬語はなんと間違いだらけかということが分かり恥ずかしくなってしまった。
歯科医師の仕事は、患者さんと話す回数が多いため、話し方の参考になった。
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その後は塾長としての説法があり、10時50分、本日の丸山塾が無地終了した。