日本空手協会 資格審査会
今日は、藤枝市市民体育館武道場にて、公益法人社団 日本空手協会 の静岡県本部主催の資格審査会があった。
日本空手協会には、段位の他、公認指導員資格、公認審判員資格、公認審査員資格と3種類の資格がある。
それぞれに、D級、C級、B級、A級があり、それぞれに受験資格条件が存在する。
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公認指導員資格は、生徒に空手を教えることができる資格で、D級が2段以上、20歳以上で
資格権限は支部の指導となっている。つまり、公認指導員資格D級の資格を持っていれば、支部内の生徒であれば指導してよいということになる。
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公認審判員は、空手の大会にて審判ができる資格で、D級は2段取得後3か月以上、D級指導員有資格者となっており、権限は県大会の副審までとされている。
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公認審査員は、昇級試験、昇段試験の審査をする資格であり、これが最も難しい資格となる。
公認審査員D級は、3段以上、D級指導員有資格者、25歳以上となっている。
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本日は、日本空手協会総本部より、小林総本部指導員にお越し頂き、午前中は合同稽古oおよび講習会、午後に指導員資格D級、C級、審判員資格D級、C級、および審査員資格D級の資格審査会が行われた。
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私はこれらの資格は持っているので、今日は、お手伝いと合同稽古と講習会を受講しに来た。
小林先生は、指導員として生徒に指導するには、細かい知識が必要で、かつ生徒に見本をみせられるように自らが鍛錬を積まなくてはいけないとおっしゃっていた。
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立ち方一つでも、幅、高さ、重心の位置、指先の方向、手の位置など、全てにおいて、言葉で的確に答えられなければならず、またどうしてか?という理屈も併せて知っていなくてはいけないということで、細かい指導が行われた。
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私は18歳で空手を始め、今年で29年目になるが、全てにおいて理由までは知らなかった事が多く、今日は本当に勉強になった。
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指一本分の方向の違いだけで、どえだけ力の威力が違ってくるかを実際に自分の体で体験させてくれて、大変興味深い体験ができた。
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我々指導員の教え方一つで、生徒が変わってくるので、もっともっと勉強をしなければと痛感したのと同時に、空手の奥深さを改めて教えて頂いた。
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奥が深いものは、面白い。
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しかし、小林先生の技の切れは、凄まじかった。