« 丸山塾 | メイン | 院内勉強会 »

2012年4月19日 (木)

久しぶりの・・・悩み

最近、私は、あることで悩んでいる。

かみさんに、「悩みがあるんだ。」と言うと、なぜか笑われる。

周囲の人々には、私には悩みなんか無い、いや悩むような繊細な神経は持ち合わせていないと思われているのだろう。

.

そんな私も、悩むことはある。

だって私だって、人間だもの・・・・・・・・・・。

.

悩みの種はCTである。

そ~~、三次元レントゲン装置のCTである。

.

正確な診断のために、今やCTは必要な医療機器である時代になってきたのだ。

.

診療中も、こんな時、CTがあったら・・・・・・・、ドラえも~~~~ん!

と叫びたくなる時も度々ある。

数年前まで、ドラえもんに似た先生も居たが、今は瀬名で開業しているので、居ない。

もし居たとしても、ドラえもんに似ているというだけで、ドラえもんではないので、どうにもならない。

.

.

さて、昨年はCT購入計画の柱として考えていた宝くじにもチャレンジしたが、末等しか当たらず、話は進展しなかった。

.

しかし日に日にCTを熱望する気持ちが強くなり、今年に入り、資金は別にして取り敢えず王手5社に見積もりを依頼するに至った。

.

全5社の見積もりが揃い、今日会計事務所の担当者にお越し頂き、融資の話を含め相談した。

.

なにせ、第一候補の定価は30,000,000円である。

0の数が間違ってはいないかと、何回0の数を数えたことか・・・・・・・・・。

定価ベースでは800万~3000万円とかなりの差がある。

しかし、スペック、機能、画像処理能力など、比べてしまうと当然、値の張るものに軍配が上がる。

当然と言えば、当然であろう。

.

当然、値引き交渉にも力が入る。

.

電話で値引き交渉する必死な私を見て、かみさんは笑う始末。

そりゃ~~~、値段が値段だけに私も必死である。

丸山歯科医院の存続がかかっているのだ。

.

しかし、CTが導入されれば、患者さんにとっての利益は格段に向上することは間違いないのだ。

.

額が額だけに、会計事務所も慎重である。

.

昨年に続き、またもや理事長給料を引き下げるという条件付きでの購入となりそうだ。

法人のやりくりも家庭のやりくりと同じで、何かの出費がある時は、どこかでその分の出費を抑えなければならないのだ。

.

いつも、最初に削られるのが理事長収入である。

他を削る訳にはいかないので、ま~~これは仕方あるまい。

.

やりくりの勘定は、専門の会計事務所に任せて、その指示に従い、私は診療に専念したいと思う。

.

あとは会計事務所のGOサインを待ち、機種選定に入る予定である。

.

ちょっと、生々しい下賤な話になってしまったが、診療技術の向上のために、また患者様の利益の追求のために、これからも進化していく姿勢は崩さず前に進んでいくつもりである。