ほめ達検定3級受験
丸山歯科医院の歯科医師4人(副院長;かみさん、望月先生、戸塚先生と私)が検定試験を受験しにSBS学苑パルシェ校に行って来た。
今、TVや雑誌で騒がれている、「ほめ達」つまり「ほめる達人」の3級の検定試験である。
最初の1時間は早口で情熱的な講義をに聞き、後の1時間は講義を聞きながら5問の検定問題を解いたり、隣席した人との実技試験を行うというものであった。
講師は、日本ほめる達人協会理事長の西村貴好先生。
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「ほめる達人」とは、単に周りの人を「ほめちぎる」ことではなく、周りの人を「笑顔に!」「元気に!」することであり、その方法論を講義してくれた。
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昨日の武田先生もおっしゃっていたが、今日の西村先生も「人は、絶望的な程、自分とは違う考えを持っている。」と言っていた。
世の中の出来事は単体ではやって来ない。感情を伴ってやって来る。
この感情が自分の中の正しい答えを曲げてしまうということを知っておく必要がある。
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人間は感情の生き物なので、感情のコントロールはなかなか難題ではあるが、考え方一つで人間は変わり、見方一つで周囲の人を元気にすることができることを学んだ。
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「ほめる」大切さは、当然みんなが分かっていることだが、なかなか出来ないのが現実であるが、実践してみると、そう難しいものではないと感じた。
1時間、全ての事象の良い点だけを見て、それを口に出す訓練を続けると、自然に脳が「ほめ脳」に変わっていくのが体感できた。
1時間の「ほめ脳」特訓の直後、西村先生から
「では、最後に、今から隣席の人の、あなたはココを直した方がいいよ!と悪い点を言って下さい。」と言う実技試験問題が出された。
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すると今までの明るい会場内が一気に暗い雰囲気になり、「ほめ脳」が悪い点を言う行為に拒否反応を示しているのが分かった。
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直ぐに「これは冗談です。悪い点は言わなくて良いです。これで皆さん分かりましたよね。・・・・・・・」と続き、講義はエンディングに入っていった。
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なかなかの2時間であった。
できれば18人のスタッフ全員で聞きたかった講義であった。
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我々丸山歯科医院の歯科医師4人は、「ほめ達」検定3級 合格(受講者全員合格)者としての自覚を持ち、今日の講義を明日からの診療、そして日常に生かせて行こうと誓い、笑顔でSBS学苑を後にした。