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2012年4月

2012年4月30日 (月)

ほめ達検定3級受験

丸山歯科医院の歯科医師4人(副院長;かみさん、望月先生、戸塚先生と私)が検定試験を受験しにSBS学苑パルシェ校に行って来た。

今、TVや雑誌で騒がれている、「ほめ達」つまり「ほめる達人」の3級の検定試験である。

最初の1時間は早口で情熱的な講義をに聞き、後の1時間は講義を聞きながら5問の検定問題を解いたり、隣席した人との実技試験を行うというものであった。

講師は、日本ほめる達人協会理事長の西村貴好先生。

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「ほめる達人」とは、単に周りの人を「ほめちぎる」ことではなく、周りの人を「笑顔に!」「元気に!」することであり、その方法論を講義してくれた。

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昨日の武田先生もおっしゃっていたが、今日の西村先生も「人は、絶望的な程、自分とは違う考えを持っている。」と言っていた。

世の中の出来事は単体ではやって来ない。感情を伴ってやって来る。

この感情が自分の中の正しい答えを曲げてしまうということを知っておく必要がある。

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人間は感情の生き物なので、感情のコントロールはなかなか難題ではあるが、考え方一つで人間は変わり、見方一つで周囲の人を元気にすることができることを学んだ。

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「ほめる」大切さは、当然みんなが分かっていることだが、なかなか出来ないのが現実であるが、実践してみると、そう難しいものではないと感じた。

1時間、全ての事象の良い点だけを見て、それを口に出す訓練を続けると、自然に脳が「ほめ脳」に変わっていくのが体感できた。

1時間の「ほめ脳」特訓の直後、西村先生から

「では、最後に、今から隣席の人の、あなたはココを直した方がいいよ!と悪い点を言って下さい。」と言う実技試験問題が出された。

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すると今までの明るい会場内が一気に暗い雰囲気になり、「ほめ脳」が悪い点を言う行為に拒否反応を示しているのが分かった。

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直ぐに「これは冗談です。悪い点は言わなくて良いです。これで皆さん分かりましたよね。・・・・・・・」と続き、講義はエンディングに入っていった。

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なかなかの2時間であった。

できれば18人のスタッフ全員で聞きたかった講義であった。

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我々丸山歯科医院の歯科医師4人は、「ほめ達」検定3級  合格(受講者全員合格)者としての自覚を持ち、今日の講義を明日からの診療、そして日常に生かせて行こうと誓い、笑顔でSBS学苑を後にした。

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2012年4月29日 (日)

増田智美さんウェディング

ホテルアソシアにて、主任衛生士の増田智美さんの結婚式があった。

お相手は、ある会社で研究者をしている好青年である。

丸山歯科RC所属なので、駿府マラソン、焼津みなとマラソンに一緒に参加した仲である。

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さて、私の本日の一番の仕事は主賓の挨拶である。

主賓の挨拶は今回で確か9回目であるが、何回やっても緊張するもんである。

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とは言え、回数を重ねるにつれ大分慣れてきて、今回はかなり平常心でできる気がしたが、

新郎の主賓の挨拶を聞いて、急に緊張感が増してきてしまった。

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その主賓は、さんまのほんまでっかTV等でお馴染みの武田邦彦先生である。

新郎が大学院でお世話になった先生らしいが、さすがに落ち着いて内容も流石である。

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人は意見が違うのは当たり前、みんな同じ意見だったら逆に困る、違う意見があるから世の中は発展するんだ・・・・・・・・・・・、それを前提に付き合えば上手く行く、私も娘とは意見が全く合わないが、一度も衝突した事がなく非常に仲が良い。・・・・・・・こんな内容であった。

はっは~~~ん、い~~こと言うね~~~~!

しかし、おいおい待てよ!

私の挨拶には、そんな はっは~~~ん!と思わせるようなフレーズは一つも盛り込まれてね~~ぞ!

そんなに上手に言われたら・・・・・・、マジかよ~~~、28年間の空手で培ってきた筈の平常心が、もろくも崩れ落ちるのを自覚した。

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緊張のせいか、一カ所言葉に詰まってしまったが、緊急時対応マニュアルに則り、何とか挨拶を終えることができた。

乾杯の後には、武田教授自ら、名刺交換に来てくれた。

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この後、武田先生はミーハー軍団である丸山歯科スタッフのツーショット写真撮影攻撃に遭う羽目になりことはこの時はまだ気づいていなかっただろう。

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さて、結婚式は非常に格式高く、落ち着いた感じで進行していった。

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なにせ、新郎側は、武田先生を筆頭とする大学院出の研究者軍団。

そして、新婦側は、何よりも品位を重視する丸山歯科軍団である。

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後半に入り、丸山歯科スタッフのダンスのパフォーマンスがあった。

やはり、ノリは大事である。

非常に楽しませてくれ、会場を大いに沸かせてくれた。

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あっと言う間の3時間であった。

人生、楽ありゃ♪苦~~もあるさ~~♪

2人で力を合わせて、幸せな家庭を築いて下さい!!

     

2012年4月26日 (木)

説明会ダブルヘッダー

JR磐田駅徒歩20秒という抜群の立地条件、ここに近代的な建物がある。

静岡歯科衛生士専門学校である。

丸山歯科医院は、静岡歯科衛生士専門学校指定の臨床歯科実習施設となっている。

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今年は9月3日~11月28日まで、3年生4人が臨床実習に来ることになっている。

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午後2時から、その説明会に歯科衛生士の池田福佐代さんと出席して来た。

静岡歯科衛生士専門学校はしっかりとした理念を持ち、厳しくも愛情のある教育が徹底しており、先生方の真剣さにはいつも感心する。

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帰りはJR磐田駅からJR静岡駅までの切符を購入。

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午後6時30分から静岡商工会議所で行われる「歯科 新点数運用説明会」に出席するためだ。

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午後6時22分会場に着くと、大ホールの会場内はすでに人で一杯であった。

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戸塚先生、望月先生は、一体どこにいるのかな~~~~!!

こんなに広い会場で地味な格好の2人が居る場所を探すのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・簡単である。

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昨日、早めに行って、真ん中の一番前の特等席を3人分確保するように指示しておいたのだ。

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格闘技会場なら、特別リングサイドのプレミアな席であるが、こういう類の説明会では、最前列それも、ど真ん中は、あまり人気がないようだ。

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この穴場の席が私のお気に入りである。

おかげで、よ~~く説明を聞くことができた。

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2012年4月25日 (水)

2杯、いやいや3杯、4杯・・・・・・・・

静岡市で時森先生他数人の先生とプチ勉強会を開催した。

帰りに、「2杯やろうか?」

と時森先生を誘うと

「2、2、2杯っすか?・・・・・・??、あ~~~~~、2杯で足りますか?」

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時森先生の行きつけの店に行き、いろいろな話をした。

お洒落で、美味しいお店だった。

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1杯目はとりビー、2杯目は赤ワインを注文。

今日は、真面目に、最初から最後まで仕事の話一色であった。

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元来、私も時森先生も真面目なのだ。

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時間を忘れ、仕事のマジ話でお互いヒートアップした。

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2杯のつもりが、ワインが美味しく、3杯、4杯、5杯・・・・・・・・・

ワイフからメールが届く。

「もう2時過ぎてるよ!」

時計を見ると、午前2時20分。

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私は明日休みだが、時森先生は仕事である。

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あわてて、

「すみませ~~~~~ん、オアイソお願いしま~~す。」

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急いでレジに。

レジの金額表示の所に、金額が出る。

「この金額に10%の・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

と定員さんが言い、表示金額が変わる。

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何と言ったか良く聞き取れなかったが、深夜料金で10%加算なのかな?と腑に落ちない顔をしていると

「常連さんさので、10%割り引きました。」

と説明してくれた。

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「あっざ~~~す!」

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時森先生、若いのに、こんなお洒落なお店の常連客だなんて・・・・・・・・・・・・。

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2012年4月24日 (火)

母の来院

母が治療に来た。

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問診をすると・・・・

2週間ほど前、急に口が全く開かなくなったらしい。

汁物しか食べられず、

これは困った! ど~~しよ~~?

と考えた結果、母が導き出した答えは、耳鼻咽喉科受診。

(咽喉って感じがしたらしい・・・)

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そこで、顎関節症と診断され、ステロイド他、数種類の内服薬を処方されたそうだ。

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あまり改善がないため、名古屋大学で医師をしている息子(長男:私からすると兄)に電話して、

「ご飯が食べられないんだけど、こ~ゆ~のって何科の医者に行けばいいの?」

と聞いたら、

「それは歯医者だよ!直ぐに誠二の歯医者に行けば!」

「へ~~、これって歯医者なの?」

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という訳で本日、受診。

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日が経ち、自然治癒の方向に向かっており、今日はだいぶ口も開き食事も普通にとれるようになったらしい。

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いわゆる咀嚼筋の筋肉痛、”右側胸鎖乳突筋の筋障害”と診断。

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薬で治る類の病気ではない。

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母は、歯医者は読んで字の如し、”歯”の治療をする所だと思っていたらしい。

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首から顎にかけて痛みがあり口も開けられない

さ~~! 「歯科」か? 「耳鼻咽喉科」か?

と考えれば、母の判断は、あながち間違いとは言えない。

そろそろ「歯科」という名を変えた方が親切かもしれない。

そ~~~思ってしまった。

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今月、母は75歳になった。

保険証も、「国民健康保険」から、「後期高齢者保険」に変わっていた。

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時代の変化によって、変わるものもあれば、

時代が変化しても、相変わらず全く変わらないものもある。

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人生、いや世の中って、そ~~ゆ~~ものなのだろ~~か?

果たして、それでい~~~のだろ~~か!!

2012年4月22日 (日)

タイムリミット1週間

かみさんが、昨日から腹筋を始めた。

今週日曜日にある結婚式にはく予定のスカートが、どうやら〇✕△★◇らしい。

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ワイフ:「どうしたら一番効果的だと思う?」

ミー  :「う~~ん、まだ1週間あるから、・・・・・・・・・・・・・・したら絶対いけるよ!」

ワイフ:「わかった!やってみる!!」

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私も心配になり、礼服を出しズボンをはくと、逆にゆるゆるで、

「ダボダボな服はダサいよ、折角だから新調してきたら?」とワイフからダメだしが・・・・・・・。

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ミー :「じゃ~~、礼服買いに行ってくるよ~~。」

ワイフ:「今どきの細めのヤツ買ってきなよ~~、それと帰りに、かどやに寄ってプリンアラモードケーキ買ってきて~~~!」

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.「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!?」

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何だかんだ言っても、いつも帳尻だけは合わせるワイフなので、心配はしていないが・・・・。

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結婚式当日の朝、「キャ~~~~~~~~!」という悲鳴が丸山家にコダマしないことだけを祈っている。

2012年4月21日 (土)

祝賀会

いつも大変お世話になっている三共歯科の澤裕一郎先生に、最近おめでたいことがあり、有志で祝賀会を開いた。

場所は鷹匠町にあるイタリアンレストラン「タカジョウキッチン アリヨシ」。

ワイン通である澤先生に喜んでもらおうと、有志の特攻隊長が選んでくれたお店である。

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料理、ワインともにベリーグッド!であった。

個人的にも是非利用したいと思えるお店であった。

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参加者の殆どが、澤先生とは10年以上親交のある旧友である。

年齢も40代、皆、歯科医師として油の乗り切った状態である。

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熱い話は、一次会だけでは語りつくせず、二次会へ・・・・・・。

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いつものパターンである。

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久しぶりに、仕事の話で、熱い酒が飲めた。

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2012年4月20日 (金)

院内勉強会

今日は衛生士の田島紅美さんが、消毒・滅菌についての発表をしてくれた。

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滅菌・消毒をより効率的に、より効果的にをテーマに、ここ1か月間、田島さんが頭をフル回転させ、考えてくれたアイデアを披露してくれた。

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今回の大きな改善点は、手袋で触れて良いゾーンをかなり限定した点である。

診療室のほぼ9割くらいはの所は、素手以外での接触禁止ゾーンになった。

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午後の診療から始めたので、最初は戸惑う場面も多く見受けられたが、診療の最後には、みんなも慣れて来てスムーズに診療が進むようになった。

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やはり丸山歯科スタッフは若いので、順応が早い!!?

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詳しくは、トピックスにて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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発表前夜の昨日は休日にも関わらず、助っ人の望月先生も大量の食糧を担ぎ参戦してくれた。

あさひ歯科の見学をしてしまたばっかりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ザンネ~~~~~~~ン)。

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私も朝から、院長室でスライド完成コールを待ち、待機。

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昼頃、田島さんの身にハプニングが起こり、一時は・・・・・・・・・・・・・・・・。

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しかし持ち前のガッツで何とかこの苦難を乗り切り、院長チェックの開始は、なんと夜の0時。

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お互いの議論もヒートアップし、スライド完成は午前3時30分。

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何事も全力投球!!

妥協はしない!!

中途半端な発表は許さない!

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これが丸山歯科魂である。

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4時にベットインし、朝7時に起床。

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3時間睡眠.

ナポレオン気分である。

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しかし、意外と眠くなく、心地良い目覚めである。

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きっと、全力でやったから、目覚めがさわやかだったんだと思う。

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田島さん、そして望月先生、お疲れ様でした。

この苦労は、きっと患者さんの笑顔として還元され、さわやかな気持ちになれると思うよ!

今日はゆっくりと寝て下さい。

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2012年4月19日 (木)

久しぶりの・・・悩み

最近、私は、あることで悩んでいる。

かみさんに、「悩みがあるんだ。」と言うと、なぜか笑われる。

周囲の人々には、私には悩みなんか無い、いや悩むような繊細な神経は持ち合わせていないと思われているのだろう。

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そんな私も、悩むことはある。

だって私だって、人間だもの・・・・・・・・・・。

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悩みの種はCTである。

そ~~、三次元レントゲン装置のCTである。

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正確な診断のために、今やCTは必要な医療機器である時代になってきたのだ。

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診療中も、こんな時、CTがあったら・・・・・・・、ドラえも~~~~ん!

と叫びたくなる時も度々ある。

数年前まで、ドラえもんに似た先生も居たが、今は瀬名で開業しているので、居ない。

もし居たとしても、ドラえもんに似ているというだけで、ドラえもんではないので、どうにもならない。

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さて、昨年はCT購入計画の柱として考えていた宝くじにもチャレンジしたが、末等しか当たらず、話は進展しなかった。

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しかし日に日にCTを熱望する気持ちが強くなり、今年に入り、資金は別にして取り敢えず王手5社に見積もりを依頼するに至った。

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全5社の見積もりが揃い、今日会計事務所の担当者にお越し頂き、融資の話を含め相談した。

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なにせ、第一候補の定価は30,000,000円である。

0の数が間違ってはいないかと、何回0の数を数えたことか・・・・・・・・・。

定価ベースでは800万~3000万円とかなりの差がある。

しかし、スペック、機能、画像処理能力など、比べてしまうと当然、値の張るものに軍配が上がる。

当然と言えば、当然であろう。

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当然、値引き交渉にも力が入る。

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電話で値引き交渉する必死な私を見て、かみさんは笑う始末。

そりゃ~~~、値段が値段だけに私も必死である。

丸山歯科医院の存続がかかっているのだ。

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しかし、CTが導入されれば、患者さんにとっての利益は格段に向上することは間違いないのだ。

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額が額だけに、会計事務所も慎重である。

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昨年に続き、またもや理事長給料を引き下げるという条件付きでの購入となりそうだ。

法人のやりくりも家庭のやりくりと同じで、何かの出費がある時は、どこかでその分の出費を抑えなければならないのだ。

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いつも、最初に削られるのが理事長収入である。

他を削る訳にはいかないので、ま~~これは仕方あるまい。

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やりくりの勘定は、専門の会計事務所に任せて、その指示に従い、私は診療に専念したいと思う。

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あとは会計事務所のGOサインを待ち、機種選定に入る予定である。

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ちょっと、生々しい下賤な話になってしまったが、診療技術の向上のために、また患者様の利益の追求のために、これからも進化していく姿勢は崩さず前に進んでいくつもりである。

2012年4月18日 (水)

丸山塾

第三水曜日、毎月恒例の丸山塾を開催した。

来月から、第四水曜日開催に変更となる。

今日は、望月先生、戸塚先生そして技工士の杉山さんにも参加してもらい4人で行った。

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さて、今日は、咬合(かみ合わせ)の与え方についての議論を行った。

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かみ合わせと言っても非常に奥が深く、

前頭断つまり、顔を正面に向けた状態で、正面の顔に平行な平面でカットした切断面での上下の歯の理想的な接触関係(ABCコンタクト、ABBCコンタクト)

矢状断つまり、顔を横に向けた状態で、横顔に平行な平面でカットした切断面での上下の歯の理想的な接触関係(クロージャーストッパー、イコライザー)

について、技工士の杉山さんを交え、議論を重ねた。

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人それぞれ、歯の位置やかみ合わせが違うので、なかなか理想通りにいかないのが現状だが、その中でも、何を基準にして、また何をゴールにして咬合を完成させるのか、今まで、少し曖昧だった部分が、これでまたひとつ明確になった。

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月一回の合同勉強会ではあるが、毎月、いろいろな題材について議論し、一歩一歩前進、進化していくよう、これからも長く継続していきたいと考えている。

何事も、継続は力なり である。

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