文具にこだわる
私は、こんな顔をしているが、文具には けっこうこだわる性格である。
文具に対するこだわりは高校生から始まり、学校の帰りにセノバ近くの四葉商会に良く立ち寄ったものだ。
四葉商会は今でも私のお気に入りであり、今月は1回、先月は2回足を運んだ。
ちなみに高校の時に使っていたシャープペンは今でもまだ使用している。
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さて、現在でも こだわり癖は抜けず、手帳記入用、トレーニングダイアリー用、仕事でのカルテ書き用、プレゼン下書き用、患者さんに説明するための鉛筆・・・・・・・など全て使用する鉛筆、ボールペン、万年筆などが決まっている。
昨日までは、患者さん説明用に使う鉛筆はステッドラーのペンシルホルダーに付けて使用していた。
ステッドラーは素材がアルミなので意外と軽く、じっくりと手に馴染む重さで、非常に使いやすい補助軸だ。
しかし、実はこれには悲しい過去が・・・・・・・。
2008年10月1日にユニが発売50周年を記念し、5,000本限定でペンシルホルダーを8,400円で発売した。
ペンシルホルダーは元来、短くなった鉛筆を最後まで無駄なく使うように開発されたエコ商品であるので、ペンシルホルダーに8,400円も出すんだったら、新しい鉛筆を買えば?という声が聞こえてきそうだが、私は、新品の鉛筆を真っ二つに折ってでもペンシルホルダーに付けて使用したい派である。
特にこのUNIのペンシルホルダーは高級感と重厚感を感じさせ、マニアにはたまらない品である。
これに付ければ、もはや鉛筆ではない。
「高級黒鉛筆記具」とでも言える高級筆記具に大変身だ。
実はこれが欲しかったのだが、限定のため購入することが出来ず、未練がましく、今でも時々インターネットオークションなどで、買える機会をうかがっている。
その繋ぎとしてステッドラーを購入し現在も使っているという訳だ。
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さて、先日もユニが発売50周年を記念ペンシルホルダーをインターネットで調べていたら、ペンシルホルダーマニア(http://genshi.blog70.fc2.com/blog-entry-244.html)がいて、その方が
ロングプロダクツの次世代セルロイドのアセテート製のペンシルホルダーを紹介しており、これを見て、これだ!!と思った。
ピン!と来た。
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これが欲しい~~~!
早速インターネットで注文。
値段は9,450円とUNIより高いが、こいつとなら仲よくやっていけそうだ。
そ~~思った。
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その商品が本日到着。
日本の国魚である錦鯉が優雅に静かに泳ぐ姿をモチーフに、老練な藤本寛氏が、棒状のブロックから全て手作業で丹念にくり抜き作られた逸品である。
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何とも言えない手触り感。
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こだわりの職人が作った物を、こだわりの私が使う。
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ちょっと贅沢ではあるが、私も46才、9,450円の贅沢はお許し願いたい。
ちなみにインク瓶は鉛筆削り器である。
藤本寛氏の遊び心が面白い。