金谷駅へジョギング
半年ほど前から、かみさんからキッチンのプチ模様替えの希望があり、今日ようやく実現することになった。
1週間前に決定し、今日は手伝ってよ、と言われていた。
しかし今日は30キロのLSDをすると決めていた日である。
そこで、物品の搬出、搬入の関係業者に連絡し、正午12時から午後5時30分の5時間30分間を模様替えの時間に充てることにした。
さて、30キロのLSD(スタミナをつける目的で会話ができる程度のゆっくりとしたスピードで長い距離を走る有酸素トレーニング)であるが、長時間なので、どうせなら普段走ったことがない所を走りたい。
こんな時に便利なのが、インターネットの地図である。
従来の地図とGoogleマップ(写真)を見ながら、ネット上で浮き浮きしながら何処を走ろうか決めることができる。便利な時代になったもんだ。
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どこを走ろうか迷っていた時、目に飛び込んで来たのが 「金谷駅」。
父は金谷で生まれ、戦争で名古屋に移り住み、戦後に静岡市に来たらしい。
金谷は丸山家のルーツの土地であり、幼少の頃、よく祖父に連れられ来た所である。
何処に連れて来てもらったかは覚えていないが、金谷駅で下り、山道を歩いて回ったことは記憶に残っている。
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藤枝駅までは5キロ、島田駅まで9キロ、金谷駅まで何キロだろうか?
6時30分に起床し、朝食をとり、万が一の時に備え、タクシー代をポケットに入れ、7時40分に自宅を出発。
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道路標示に金谷駅の文字が見られるようになった。
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どうやら橋を渡り3キロほど行くと金谷駅に着くらしい。
湿度は高く、既に汗びっしょりであるが、橋の上では心地良い風が、気持ちをリフレッシュしてくれた。
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途中、一級河川の起点を2か所に見つけた。
一級河川ではあるが、起点は意外とコンパクトであった。
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緩やかな坂を上ると、金谷駅が見えた。
GARMINの時計を見ると、14.5キロであった。
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何故か懐かしいにおい、心落ち着くどことなく懐かしい雰囲気を感じた。
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遺伝子がそう感じているのだろうか。
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その後も続く坂を500メートル進み、GARMIN時計がジャスト15キロになった地点で折り返すことにした。
.ここ金谷は自然が多く残っており、気持ちよくジョギングができた。
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帰り道、ポッポー とSLの音が聞こえた。
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耳を澄ますと、新金谷駅の方向から聞こえてくる。
予定ルートを変更し、音の聞こえる方向に向かって走って行った。
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遮断機の所で止まると、SLが蒸気をふかしながらこちらに向かって来た。ジョギング中にSLを見ることができるなんて思っていなかったので、思わず、お~~~!と声を出し、ポケットからデジカメを取り出し、写真をパチパチとってしまった。
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私の横にいたおばさんは、奇異の目で私を見ていた。
おばさんは、おそらくこの辺の住民なんだろう。
SLなんて日常の風景で、おばさんには珍しく何ともない風景なのだろうが、私にとっては珍しいから、別に奇異の目で見られようと関係ない。
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ジャスト11時に自宅に到着。
3時間20分の小旅行であった。
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ただ今、午後5時30分。
無事、キッチンのプチ模様替えも終了し、今日は充実した一日となった。
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あと、夜に3時間ほど会計などの事務ワークをしたら、今日の全日程が終了する。