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2011年7月10日 (日)

祇園祭「提灯祭り」

先日も書いたが、今日は日本武道館で日本空手協会の空手日本一をきめる全国大会の日である。

毎年この観戦を楽しみにしており今年もチケットを手に入れていたが、残念ながら本日は相川神社で過ごすことになった。

今年はうちの組が12年に一度回ってくる宮(神社)当番なのだ。

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朝8時に相川神社に集合し、落ち葉拾い、神社の境内の掃除から始まり、最近生まれた子供の名前が書かれた提灯をつけるのが午前中の仕事である。

今日も容赦ない日光が我々の体を襲う。

自分に、あったかい!あったかい!と言い聞かせるが、やはり外は暑い!

私は組の中では二番目に若いが、みなこの暑い中、非常に元気で私より動きが良い。

今日のお祭りは祇園祭「提灯祭り」。

社務所の白板には、「津島祭」と書いてある。

愛知県津島市の津島神社の祭りの由来なのだろうか。 

神の力により酷暑を無事、健康で過ごそうと祈念する祭りらしい。

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午後7時に提灯の中のろうそくに火を点ける。

午後8時にろうそくの火が消えた頃、提灯を片付け、境内を片付け、元の状態に。

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この僅か1時間のために、大勢の人間が汗を流す。

この儚さが何とも言えず心地良い。

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わび・さび に似た日本文化らしくて心地良い。

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何とも不思議な感覚を覚えたのは私だけであろうか?

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武道館の一日も良いが、相川神社の一日もなかなかであった。

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