燕飛
「燕飛」
「えんぴ」と読む。
皆さんには馴染みのない言葉だが、空手の形の一つである。
形には指定形、選定形、自由形 の3種類がある。
指定形→選定形→自由形に行くほど、難しくなってくる。
全国大会の一般ではベスト32までは指定形、ベスト8まで選定形、ベスト8は自由形で競うことになっている。
さて、長男は高校で空手部に入った。
高校の大会に出るためには4つの選定形を知らないといけないらしい。
「抜塞大」「観空大」「慈恩」は知っているが「燕飛」を知らないので教えて欲しいと言う。
そこで、久しぶりに息子に空手を教えることになった。
「燕飛」は37挙動(37の動作)がある形である。
私が大学生の時、弐段を受験する時にやった形である。
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一挙動ずつ意味を教えながら、教えた。
形は一日でマスターできるほど甘いものではないが、コースは直ぐに覚えてくれた。
さすが頭の柔らかい高校生である。
昔から記憶力の悪い私は、大学生の頃、同級生の中で一番覚えが悪く先輩に迷惑をかけたことを思い出した。
変な所が似なくて良かった。