食い物の執念
朝9時30分、息子には「2時頃、昼飯に弁当買って帰って来るから、しっかり勉強しておくんだよ。」と言い残しかみさんと2人で静岡に買い物に出掛けた。
行く場所は4箇所。
昨日、かみさんと行く順番や、どこで何を買うかを綿密に決めておいた。
しかし2箇所目が大変混んでいて、どの売り場も会計に30分ほどかかってしまう有り様だ。
2箇所目の買い物の途中で2時を回ってしまったため、かみさんが、息子に電話する。
(かみさん)「夕方までかかりそうだから、2人でカレーのココ壱番でも行って来な。」
(次男)「出掛けるの、めんどくせ~から、自分で何か作る。」
、
自分で作る方がよっぽど面倒くさいのにね~と言いながら電話をきるかみさん。
そして・・・・・・・1時間後
(かみさん)「ご飯ちゃんと食べた?」
(次男)「スパゲッティー茹でて、ぺペロンチーノ作って食べた。」
(長男)「明太子スパゲッティー食べた。」
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思い起こせば・・・・・・・・・・昨晩こんな事があった。
(かみさん)「今日、晩御飯、何が食べたい?」
(次男)「ぺペロンチーノ!」 一番に応える。
(長男)「俺は、ぺペロンチーノはやだ。明太子スパゲッティーがいい。」
(私) 「今日はトンカツだろ、受験に勝つ!だ。」
いつもは、みんなの意見を聞くだけ聞いて、自分の考えた全く違う物を作る事が多いが、昨日は珍しく私の意見が採用された。
2人の息子は、よっぽど ぺペロンチーノ、明太子スパゲッティーが食べたかったのだろう。
食い物の執念を感じた。
しかし、私も作る自信がないのに、よく作ったな~っと、息子の成長に感心。