寒稽古
あけましておめでとうございます、院長の丸山誠二です。
朝5時20分、携帯のタイマーで目が覚めた。
窓の外からは、ビュ~~ビュ~~と強い風の音が聞こえる。
外の体感温度は低そうだ。
長男とかみさんの入れてくれた熱いお茶とお餅を2つ胃袋に入れ、道着に着替えた。
5時50分焼津市役所大井川庁舎(旧、大井川役場)に集合し6時に吉永海岸にに向けて歩き始めた。
最年少は幼稚園生である。
幼稚園生にはこの寒さの中、約30分歩くのはキツイト思うが、これも修行である。
6時49分、道着一枚になる。当然、裸足である。
6時52分日が出と同時に合掌。
よく冷えた石の上に素足を乗せ、海からの心地よい容赦ない風、寒い感覚を超えると痛くなる。
突き、蹴り、形、基本組み手を行い、寒稽古が終了。
今回は、ここ数年で一番寒かったと思う。
寒稽古前に櫟村師範より、「寒稽古では我慢することを覚えなさい。」という言葉があった。
今日、初めて寒稽古に参加した生徒はあまりの寒さにビックリしたと思うが、世の中には我慢しなくてはならないことがあるので、今日は本当に意味ある寒稽古になったと思う。