残り物には福がある
こんばんは、院長の丸山誠二です。
九州歯科大学静岡県同窓会が恒例のホテルセンチュリーの翡翠宮で行われた。
この会に出席すると、いつも今年もあと僅かだな~と実感する。
この忘年会は大先輩ばかりだが、本当に自然体で飲める数少ない飲み会である。
表現するのは難しいが、家に帰って来た というホッとした気分で飲むことができ、非常に心地よい。
さて長く同窓会には出席してきたが、今回初めて、ビンゴ大会が催された。
10枚の茶封筒が用意されており、ビンゴした上位10人だけが茶封筒を獲得できる。
茶封筒の中には紙が入っている。
10枚中3枚が大学のロゴマークが印刷された紙、残り7枚は白紙の紙が入っているそうだ。ロゴマークが印刷された紙を引き当てた人が1万円の商品券を獲得できるというものだ。
いよいよビンゴゲーム開始。
「リーチ」「リーチ」大きな声があちらことら聞こえる。
2人の司会者の一人が、一抜けのビンゴ。
「インチキじゃね~のか。」「誰か本当か確かめろ。」
罵声がとび盛り上がりを見せる。
茶封筒を選び中を開ける。白紙である。
「よくやった。」「い~ぞ。」
ニ抜けはもう一人の司会者。
「お~い。マジか。」「白紙を引けよ。」
茶封筒を選び中を開ける。またも白紙である。
三抜け、四抜け。いずれも白紙だ。
残り6枚中3枚が当たり。確立50%である。
面白くなってきた。
ビンゴの数を言う声にも力が入ってくる。
「ビンゴ~!」五抜けが出る。
そろそろ当たりが出るだろ~と多くの人が思うだろう。
しかしまたもや白紙。
「みんな白紙じゃね~だろ~な~。」
自然にボルテージも上がって来る。
残り5枚中3枚が当たりだ。確立60%。
さらにビンゴは続く。
「ビンゴ~!」六抜けが出る。
な・な・なんと、またもや白紙。
ここまで来ると全員リーチの状態。
総立ちである。
私も4つのリーチである。
残り4枚中3枚が当たり、確立75%。
「ビンゴ~!」七抜けが出る。
な・な・な・な・なんと、またもや、またもや白紙。
残り3枚中3枚が当たり、ついに確立100%。
オモロスギル展開である。
ビンゴ。ビンゴ。八抜け、九抜けが出る。
当たり前だが、紙にはハッキリとロゴマークが印刷されている。
商品券ゲットである。
残り一枚。
ガラガラガラ、器械から玉が出る。
「残り一枚です。」
なかなか数を言わない司会者。
息を呑む。
「66番」
よ~し、来た~。「ビンゴ!」
最後の最後にゲットしたのは、私であった。