門松作り
こんばんは、院長の丸山誠二です。
門松を実際に見たことがある方は多いと思うが、実際に作ったことがある方は少ないと思う。
ましては材料調達からというとさらに少ないのではないでしょうか。
今朝7時30分、極寒の中、さくら会の有志18名が町内会館に集結。
風も強いし本当に寒い。
しかし目の前にはマウント富士が見える。
富士山の体感温度はー20~30度らしいから、それを思えば極楽である。
早速会長の指示の元、車4台に分乗し、分担して材料調達に向かう。
私の班は島田の山へ向かう。
山の麓で2台に軽トラに分乗。私は荷台に乗っかり軽トラでぎりぎりの山道を登る。
竹やぶに到着すると、12名が降りる。
早速2人が2台のチェーンソーのエンジンをかける。
一人が坂道を駆け上がり、次々に十数メートルもある竹をバッタバッタと切り倒していく。
頭の上から、太い竹が音を立て倒れてくる。
脳天に直撃したら間違いなく意識はなくなるだろう。
不慣れな私には迫力満点だ。
作業中は多くは語らない。まさに職人と言う感じだ。
1時間ほどで40本の竹を切り、町内会館へ戻る。
次は、松を取りに、そして砂・・・・・、
油缶、縄、藁、紐、松、梅ノ木、熊笹、両面テープ、ダイダイ、サラダ油、布、砂、全材料が揃った。
油缶に両面テープで藁を巻く係、竹を太さ別に分け3本1組に選別し加工する係、松を丁度いい長さに切る係、熊笹が刺さるように先を斜めに切る係を役割分担し、黙々と作業を続ける。
皆さん、本職の門松作りの職人のようだ。
会員全員がチームの一員として自分が何をすべきかを良く分かっている。
チームワーク満点だ。
午後1時ちょい過ぎに5対(計10個)の門松が見事完成。
自治会館、町内会館、小学校、保育園、幼稚園に設置し1時30分に終了。
作業手順は分かったが、技術的には私にはまだまだである。
しかし、この技術が習得できれば、将来シルバー人材派遣センターに登録できそうである。