13年8ヶ月間ありがとう
こんばんは、院長の丸山誠二です。
平成8年4月9日(火曜日)に開業した日から13年8ヶ月間、雨の日も風の日も文句ひとつ言わず淡々と働き続けてくれた、タイムカードリーダーが本日定年を迎えた。
初代タイムカードリーダーは今年はじめから体調を崩し、印字を打つ力が弱くなってきた。
何度となくインクリボンを詰め替えたり、手は尽くしたものの、なかなかかつての力強い印字が出来ない。
体力の限界なのだろうか。タイムカードリーダーの13才は人間で言えば85才に相当するらしい。(全くのデタラメです。)
3日ほど前、マネジメント部リーダーの西山さんが、朝礼で「最近、タイムカードの印字が薄く読めなくなってきたので、上からボールペンでなぞって下さい。」と発言。
翌日、西山さんの重い口が開いた。
「院長、新しいタイムカードリーダー買いましょう!」
年初からこの日が来ることは分かっていた。
他のスタッフも分かっていた筈だ。
タイムカードの印字をボールペンでナゾルなんて、どう考えてもおかしいから。
私は、西山さんの顔をそっと見つめ、10秒ほどの沈黙の後、小さな声でつぶやいた。
「わかった。」
引退勧告の瞬間だ。
その晩、私はおもむろにインターネットでタイムカードリーダーを購入。
本日、2代目タイムカードリーダーが届いた。
初代に比べ、スリムでデジタルだ。
初代は開業以来、何十人ものスタッフの時間の番人を一人でやってくれた。
開業以来全スタッフの指紋、手垢がしみこんでいる。
ありがと~~~♪ と~もよ~♪ さ~らば~初代タイムカードリーダ~♪