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2009年11月 1日 (日)

ほろ苦い初フルマラソン

こんばんは、院長の丸山誠二です。

ついに初フルマラソンの日がやって来た。

掛川の政井先生と朝7時に我が家に集合し、かみさんにスタート地点の島田市役所まで乗せて来てもらった。

水曜日にシューズをチェックしたら、右靴の地面と接触する所の外側半分が擦り減り完全に下の生地が露出してしまっているのに気づいた。

急いでネットで注文し木曜日に到着。

ふ~、セ~フ!間に合ってよかった。

本番は、Newシューズで走ることにした。

6時にご飯、7時に水分補給、8時にバームクーヘン、8時30分にウィダーinゼリー、バッチリである。

9時いよいよスタート。

6000人参加のため、スタート地点に行くまで7分ほどかかってしまったが、スタート地点に居る特別ゲストのアテネオリンピックGOLDメダリスト野口みずきさんにハイタッチをしてもらい気持ちよくスタート。

5キロ地点、右膝の感覚の異常に気づく。

気持ちの問題、と言い聞かせ、さらに進む。

10キロ地点では、右ひざの痛みで一旦、ストレッチ休憩。

走り出す。

痛みが取れない。

やばし。

まだ10キロ。あと32.195キロも残っている。

右膝を曲げずに、左足の力で走ってみる。

何とかいけそうである。

しかし20キロで、右膝が悲鳴を上げ始める。

右側を向いて蟹さん歩きならぬ、蟹さん走法をしてみる。

意外といける。

しかしこの無理な走法は3キロともたなかった。

しばらくコースの脇にそれ、ストレッチを試みる。

走り出す。

右膝の外側が痛くてとても走れない。

まだ中間地点、これからなのに・・・・・・・・。

棄権の2文字が頭をよぎる。

もしかして、普段使っていた右靴の地面と接触する所の外側半分が擦り減り完全に下の生地が露出してしまっていたのは自分の走り方に合って擦り減っていたのか?

この新しい靴が原因か?

もう遅い。

今更気づいても遅い。

と言うことは、内股に走れば痛くないのか。

早速内股走行を試してみる。

スピードはでないが、ゆっくりであれば走れそうだ。

しかしこの内股走法も3キロほどでギブアップ。

残りは殆ど、競歩と、腕を一生懸命振り早歩きでひたすらゴールを目指す。

30キロ過ぎ、沿道の子供がお母さんに、「なんでみんな走らないの、これマラソン大会でしょ?」

走りたいけど走れないの!

4人にこの話をしたら4人全員に「普通、本番で新しい靴は履かないよ。」

と言われた。そりゃそ~だよな~。

でも何とか目標の6時間以内でゴールでき一安心。

政井先生は4時間40分台でゴール、真野先生も完走。

練習不足と作戦不足で何とも、ほろ苦い初マラソンとなってしまった。

M1 M2 M3