IPS三共歯科見学
こんばんは、院長の丸山誠二です。
学生の頃、最後の6年生は一年間病院臨床実習と言って、実際に現場で先生の手技を眼で見て学ぶ機会が与えられる。
臨床実習と言っても臨床見学と言った感じである。
当時は、その価値が分からず、無事卒業できることを最優先に考え、ただボーっと見ていたような気がする。
今思うと非常にもったいないことをしたと後悔している。
名立たる教授陣が無料でその一流手技を披露してくれているのだ。
今、教授クラスの手技を学ぼうとすれば10万以上のの講習料金がかかるからだ。
という訳で、卒業すると一流の手技を見る機会はグッと少なくなる。
しかしIPS三共歯科は、一流の手技を惜しげもなく無料で披露してくれる。
今日も午前中、難抜歯(難しい抜歯)の見学に行かせてもらった。
抜歯後はインプラントを埋入する予定なので、難抜歯ではあるが骨にはダメージを与えてはいけないという条件付である。
骨の性状、歯の性状そして力学的な知識をフルに生かし、かつ高い技術を駆使した流石、口腔外科医という見事な抜歯術であった。
全くと言っていいほど骨にダメージがない一流の技術を見せてもらった。