インプラント講習会
こんばんは、院長の丸山誠二です。
今日はグランシップで、IPソリューション三共歯科の澤裕一郎先生、日本大学歯学部付補綴科准教授であり属歯科病院歯科インプラント科科長をされている萩原芳幸先生の講習会があった。午前中は萩原先生の補綴講習、午後は澤先生、歯っとワークでおなじみの麻生先生によるインプラント治療の連携医療についての講演が行われた。
例えば丸山歯科医院に来院され血圧が高く治療が困難であると判断した場合は内科の先生に紹介状を書き「紹介」する。「紹介」とは「全てをお任せする」ことを意味する。当然テリトリーが違うし、歯科と医科という法的に決定的な垣根が存在する。しかしそれが同業者である歯科の場合は「紹介」もありうるし「連携」という新しい概念も存在する。
つまり「連携」とは複数の歯科医師が一緒に治療計画を立て、お互いに得意な分野だけを担当することである。これにより治療の幅がグッと広がり、患者さんにとってより精度が高く、より快適な医療が提供できるようになるのだ。
三共歯科の澤先生、滝本先生とは10年来ずっと「連携」医療を実践して来ており、その素晴らしさを私は肌で感じている。
しかし、残念ながら「紹介」はあっても「連携」医療はまだまだ浸透していないのが現実のようである。
つまり連携システムが整っていないし、認知度が低いのである。
今後は「連携医療」が世の中に深く浸透し、患者さんにとってより良い「歯科医療」が提供できるようになっていくことを願っている。
講習会終了後は居酒屋「わん」で懇親会を行い、受講生、講師の先生と懇親を深めた。
(うっかりデジカメを忘れてしまったので携帯でパシャ、画像が悪くてすみましぇん。)