第39回丸山塾
最終水曜日午後7時30分00秒、丸山塾の開始時間である。
今回で39回目となった。
まずは、塾訓斉唱。
そして、共通演題は「ぺリオへの誘い」。
戸塚先生(通称:ユー)が選んだ宿題である。
ユーの次に時森先生(通称:マサ)が発表し、最後は3人でディスカッション。
ぺリオとは、エビデンスにアートを重ねるのが理想である、との文面は同感である。
ぺリオとは歯周病治療のことである。
歯科治療は、ある意味アートである。
手が動いてなんぼの世界でもある。
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歯周病治療は、丸山歯科医院でもマサのさつき歯科でも力を入れている分野であり、得意分野でもある。それだけに、ぺリオは最後はぺリオの本質とは何かという所まで行きつき、面白いディスカッションになった。
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ここで、夕食タイム。
お腹が落ち着いた所で、読書感想。
ユーは「イチロー式成功するメンタル術」
超一流選手のメンタル術は、勉強になった。
マサは「吉田松陰の言葉に学ぶ本気の生きざま」
吉田松陰の生き様は何度聞いても、心に響く。
私は「偶然の統計学」
イギリス統計学会トップの歴史的英知が集約された本。統計学的な考え方を学ぶと「火のない所にも煙は立つ」ことが本当にあるものだと分かる。世の中に起こる〝偶然”と思われていることは、実は偶然ではないことを確率論で数学的計算式を以って解説してくれているので、とても分かり易く、本当に面白く読ませてもらった。そしてためになった。
まずはユーから。
まじは、歯内療法学会誌からの発表。
偶発事故の論文を選んでくれた。
あってはならないが、遭遇した場合の対応について考察してくれた。
そして、次は、学会発表に向けての話し合いを行った。
丸山塾では、再来年を目標に、学会発表をしようと考えている。
演者は戸塚先生。
それに対する戦略会議である。
次いで、マサの症例発表。
包括的な難症例の発表をしてくれた。
最後は塾長総括。
今日の説法は「戦争は何故起こるのか?」
この議論は、複数の人間が集まった場合に参考となる考え方であり、対スタッフ、対患者さんにも応用できる事であり、非常に大事な基本の原則であると思ったので、私見を入れながら、今日も声高らかに語らせてもらった。
今日は、議論が白熱したため、塾長総括は9時30分より始まった。
今日は、11時前に終わった。
いつもより早かったが、話したいことは全部話せたので、満足である。