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2015年8月 2日 (日)

大会2日目

大会2日目。

今日も、救護班員として大会に参加。

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各コートで、ケガ人が出て、主審が医師の診断、処置が必要と判断した場合は、黄色い旗が振られることになっている。

黄色い旗が振られた場合は、そのコートに、看護師さんとペアになって走っていくという仕組みになっている。

昨日の大会1日目の救護要請回数は、161回。

さて、昼休みには、総本部指導員による演武。

総本部指導員とは、町道場の師範(支部長)や指導員に、空手を教える先生である。

空手が仕事。

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小・中学生にとっては、先生の先生になる。

子供達は勿論、我々にとって国大会の楽しみの一つである。

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大学時代、試合で拳を交えた事がある人が、監督の腕章を着け、恰幅の良い姿になり、いー感じに年輪を重ねている姿を見て、ほんわかした気持ちになった。

さて、今日は、個人戦の組手があったため、昨日をはるかに超す救急要請があった。

中学生男子にもなると、体も大きく、力もあるため、熱くなると、ケガの内容も深刻になってくる。

目の前で、上段蹴りが顎の下から当り、全身けいれん、意識消失、呼吸抑制が起こる事態が発生した時には、慌ててしまった。

タンカーで運び、救急車を要請したのだが、後遺症が出ない事を祈るのみだ。

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我が日本空手協会の空手は、相手の体に当る直前で、紙一枚の所で極める(止める)、いわゆる〝寸止め” ルールを採用しているが、しっかりとした鍛錬を積まないと難しい高度な技である。

しかし、この2日間の大会で、自分自身、そして道場に帰って生徒に教えるべき多くの事を学ぶことができ、実りある2日間となった。