昇段審査
昨日、午後7時に空手の稽古が終わった後、父兄の方にもお手伝い頂き、会場づくり。
マットを運び・・・・・・・・・・・・・
シートを敷いて・・・・・・・・・・
机を運び・・・・・・・・・
椅子を運び・・・・・・・・・・
明日の日本空手協会静岡県支部昇段審査会場の設営完成。
今朝は7時50分、大井川体育館駐車場にて、浅井先生、川野先生と3人で駐車場係。
朝9時30分、昇段審査が始まった。
礼に始まり礼に終わる武道。
「先生方に礼」
「押忍」
「声が小さい!もう一度、礼!」
「押忍!!」
緊張感の中、審査が始まった・・・・・・。
今日は、初段、弐段、参段の審査。
審査後、審査員から講評。
この講評は、実に為になる。
私も、耳をダンボにして聞かせてもらった。
なに、なに・・・・?
「弐段の突き、蹴りは、一撃で相手を倒す突き、蹴りでなくてはいけない。・・・・・・・・・・」
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日本空手協会は、一撃で相手を倒す〝一撃必殺” を目指している。
弐段には、その一撃の重さを追求する技が身についているかどうかが、審査されるのだ。
体全体の力が腰の水平回転に乗り、拳に乗っているかどうか・・・・・。
空手の基本の基本を改めて詳しく解説してくれた。
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頭では分かっていても、実践するには、それ相応の修行が必要である。
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私も、大変勉強になった。
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さて、約30分後に、審査の集計が終わり、受験者が整列し、緊張の結果発表。
受験生、そして父兄も、緊張する場面である。
中には、目を瞑って両手を合わせて祈りながら待っている父兄の姿も見受けられた。
その気持ちは、よ~~く分かる。
我が子が受験した時も、そんな気持ちになったからだ。
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結果は、我が大井川支部から初段に2名、弐段に1名の合格者が出た。
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受験者全員合格とはいかなかったが、上出来である。
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しかし、空手を見ると、血が騒ぐ。
他のどんなスポーツを見ても、これほど血が騒ぐことはない。
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空手を始めて32年、DNAまで空手魂が染み渡ってしまったのだろうか?
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憧れて始めた空手。
夢でしかなかった黒帯を実際に締め、自分に自信が出来、人生観が変わったのは確かである。
いつしか空手の虜になってしまったようだ。
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なんだかんだ言っても、空手が一番好きなんだろう。
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さて、恵空館道場指導員が揃えば、恒例の行事がある。
そ~~、懇親会である。
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まずは、旬楽で一次会、次いで「和」で二次会というゴールデンコース。
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まずは乾杯して歌う。
飲む酒は、師範の好きな恵空館割り(焼酎に梅干しを入れたお湯割り)だけ、これが、恵空館ルール。
歌うのは、師範の好きな演歌限定、これも恵空館ルール。
歌う時は、全員で歌う、これも恵空館ルール。
一曲歌ったら、全員で乾杯をして飲む、これもまた恵空館ルール。
飲んだら、また全員で歌う。
これが、延々と続く。
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今日は、師範と指導員5名が参加。
全員有段者。
全員合わせて20段。
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いろんな意味で〝空手バカ” と言われそうであるが、その通りである。
時には、馬鹿げたことをするのも、人生には必要である。