トレイルランごっこ
facebookを見ると、伊豆トレイル72.5キロを完走したというチャレンジスイム1500の仲間のSさんの生き生きとした映像、さらにはマサ(時森先生)の空道の大会準優勝の、これまた生き生きとした画像がが目に留まった。
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伊豆トレイル72.5キロは、高低差1000メートルある過酷なレースである。にも拘らず、実に楽しそうなゴールの映像が載っていた。
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俺は生きているぞ!
男らしさを感じた・・・・いや、ちょっとニュアンスが違う・・・・・・。
そ~~、溢れんばかりの生命力を感じた私の心は惹かれた。
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食糧、水などが入っているのだろうか?携帯品の内容は素人の私には分からないが、リュックを背負い、重装備なSさんの姿であった。
これを背負っての山岳コース72.5キロ、想像するだけで身震いがする。
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その映像が頭から離れなかった。
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さて、昼休み、昼食にと冷蔵庫を開けると、リンゴとバナナが1個しかない。
しまった!
息子がいるのを忘れていた。
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ちょうど、そのグッドタイミングで、かみさんの声が聞こえた。
「ね~~、生姜買ってきて~~。生姜がないと晩御飯できないよ。」
う~~~~ん。
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分かった、リンゴ、バナナ、生姜を買って来よ~~~~。
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仮面ライダーに憧れて、段ボールでライダーベルトを作り高い所から飛び降りた小学生の頃を思い出し、納戸にあったリュックを背負い、気分はトレイルランナー。
さ~~、行くぞ!
向かう先は、山岳ではなく、近くのスーパー。
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150号線を走ると・・・・・・・。
グランリバーのスーパーで、バナナ、リンゴ、生姜、そして息子のおやつにフランスパンをゲット!
リュックに入れて・・・・・
よっこいしょっと・・・・・・・。
おもっ~~。
こんなの背負って走るって、私には無理~~~~~。
しかし、昼休み、仮面ライダーごっこ、ならぬトレイルランごっこを楽しんだ中年男性であった。
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帰宅後、いつもの定番昼飯である、フルーツヨーグルト。
当然息子の昼食も、同じフルーツヨーグルトのみ。
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19歳の息子には、物足りないかも知れないが、そんなの関係ない。
郷に入りては郷に従えである。