臨床実地研修会で患者さん役を務める
今日の診療後は、臨床実地研修会。
.
材料が変わった時、新しい技術が導入された時や術式が変更された時などは、実際に相互実習体験をし、そのまま患者さんに導入しても大丈夫か、それとも改善すべき点があるのか検討することにしている。
.
今日の術者は治療部衛生士の赤堀さんと瀬見さん。
指導技官は戸塚先生。
実験台?は私。
.
まずは、ミーティング。
医局長の戸塚先生から、術式の細かい説明があり、午後7時に開始。
予定治療時間は2時間。
最初の1時間は、ウトウトと心地良く睡眠状態。
しかし、寝返りをうてないので、1時間30分程すると、快適さが段々と失われていくのを感じた。
口も開けっ放しなので、喉が渇いて来た。
「水分補給プリーズ!」
と心の中で訴えたが、届く訳もなく、ひたすら我慢。
午後9時、ようやく終了。
.
患者さんの気持ちが、よ~~~く分かった。
患者さん役になり、幾つかの改善すべき点が見つかった。
.
患者さん役になり、体験することはとても重要であることを再認識した。
.
細かい点も含め、明日からの臨床に生かせる点も見つかり、収穫の多い臨床相互実習であった。