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2014年6月19日 (木)

恵空館道場昇給審査

恵空館道場では3か月に一度の割合で、昇給審査を行っている。

生徒にとっては、帯の色が変わるチャンスである。

日頃の稽古の成果を出し切り、全員が昇給してくれることを望んでいるが、現実はそんな甘い物ではない。

審査科目は3科目。

基本の移動稽古。

P1030319

形。

P1030316

そして組手。P1030338P1030342各級で、内容が決まっている。

私は、基本と組手を審査させてもらった。

昇給審査、いわゆる試験である。

気持ちを盛り上げ緊張感を持ち、気合いを入れて臨む生徒もいれば、全く緊張感がなく思わず

「おらっ!てめ~~、これ試験だぞ!」

と言いたくなる生徒もいる。

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人生の節目節目には、試験や勝負がつきものである。

今日の昇給審査も節目の試験である。

全力で臨む習慣をつけさせなければならないが、日頃から指導しているのだが、小学生にはなかなか伝わらないのが悔しい。

我々指導者の責任であろうか。

審査後、緊張感が無く全力を尽くしていない受験生を叱ったが、その言葉は同時に私の心にも届いた。